✿リングピローの始まり
リングピローの由来は古く、古代エジプト時代の結婚式にあるとされています。
古代エジプトの結婚式では、装飾品を枕状の宝石台にのせていたそうです。のちに北欧へと伝わり、宝石などの貴重品を君主へ献上する際にクッションに乗せる文化として受け継がれました。この習慣が庶民の結婚式にも広がり、現代のリングピローに繋がっています。
また、リングピローにリボンがつけられているのは、ヨーロッパではリボンやひもでふたりを結ぶことが「約束」や「結婚」を意味していたことが由来です。丸い結婚指輪が「永遠」を意味するため、リングピローのリボンで指輪を結ぶことには、「ふたりの永遠の絆を結ぶ」という意味も込められています。
また、近年では人前式や神前式でも結婚指輪の交換を行うことが増えてきました。挙式の雰囲気に合わせて、」和風な生地を使ったリングピローを用意するのもいいですね。