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ブライトリング 機械式時計の使い方について ~クロノグラフ編~

こんにちは。
アイアイイスズの山本です。

こちらは当社のオンラインLUXEにて、ブライトリングをお買い上げ頂きましたお客様向けの記事となっております。
こちらの記事では、ブライトリングの中でもクロノグラフ(ストップウォッチ)機能を持った製品の使い方についてご紹介させて頂きます。
初めて機械式時計を購入された方向けに、機械式とクォーツ式(電池式)の違いなど、時計の基本的な部分にも触れてまいります。
興味のある方はどなたでも、ぜひご一読ください。

腕時計は大きく分けて機械式かクォーツ式(電池式)の2種類


さっそくですが、一般的に腕時計の動力は大きく分けて機械式かクォーツ式(電池式)の2種類に分類されます。

ブライトリング製品の多くは「機械式時計」というカテゴリーになります。(勿論、右のようなクォーツ式もあります)
この機械式時計、ゼンマイ仕掛けで動くタイプの時計でございます。
まず、初めにお伝えさせていただきたいことがひとつ。
クォーツ式(電池式)も、機械式も見た目は確かに同じ腕時計なのですが、かたや電化系、かたや精密機器と、実はジャンルが異なります。
そのため、同じ腕時計でも、全くの別物とご理解頂けましたら幸いです。

今回初めて使い始める、という方向けに基本的なことからご説明させていただきます。
少々お時間をいただきますが、大切な一本を末永くお使いいただくためにも、最後までお付き合いくださいませ。

初めて機械式腕時計を使う方へ


機械式時計には自動巻きモデルと手巻きモデルがございますが、どちらもゼンマイを動力としております。

大きなネジのついたクルマのオモチャ、そのネジを巻き上げてあげるとぎゅーんと走り出す。
その後、巻き上げたゼンマイが戻りきると、止まってしまう。
原理はこれと全く同じです。
ゼンマイを巻くネジがリューズに変わったものが、手巻き式。

ネジの代わりに、腕に着けた動きや振動を利用して自動的にゼンマイを巻き上げるタイプが自動巻きになります。

ご購入頂きました商品が手巻きか自動巻きか分からない場合は、該当の商品ぺージ内ムーブメント表をご確認ください。


手巻き式、自動巻き式共にゼンマイが戻りきってしまうと止まる点は同じです。
ただ、ブライトリングのクロノグラフの場合、一旦腕時計を外し、動きや振動が無い状態にしておくと、約38時間程度から、長いものでも約70時間で止まってしまいます。
ムーブメントのタイプによって異なりますが、短いものだと2日、長いものでも3日程度外していると機械式腕時計は止まるのが普通であるとお考えください。

例:お休みの日に時計を外している方


40時間パワーリザーブの短いものなら、週末に外し月曜日に着用しようとした時には止まっております。

70時間パワーリザーブの長いものでも、3連休明けに着けようとした際には止まっている。

途中でゼンマイを巻き上げない限り、それが正常な状態であると捉えてくださいませ。
※ご購入頂きました商品の稼働時間を知りたい方は、該当の商品ぺージ内ムーブメント表の「パワーリザーブ」をご確認ください。

※注:パワーリザーブとは……ゼンマイを巻き上げ、その力で時計が稼働できるだけの時間

腕時計が止まってしまった場合、その都度お時間や日付を調整してお使いください。

時計が止まっていた場合


それでは、時計が止まっていた場合の手順です。
まずは、ご自身の時計のリューズのタイプを確認しましょう。

  1. 非ねじ込みロック式

  2. ねじ込みロック式


※どちらか分からない場合は、該当の商品ぺージ内ケース表の「リューズ」をご確認ください。


ねじ込みロック式のタイプでしたら、まず、リューズロックを外します。
ここからは説明がわかりやすいよう、文字盤の数字をもとに説明していきます。(例:12時の方向=上向き、6時の方向=下向き)

リューズを6時の方向に回して頂きますと、ある程度回したところでポンと飛び出てきます。

※ポンと飛び出ない場合
少しかみ合わせが悪いケースが多いです。
その際は、ある程度戻した後、最後にリューズを12時側に少し戻してもらうとポンと出てきやすいかと思います。

この状態が、ロックが解除された状態です。
この状態をゼロ段として、一段目が日付、二段目が時刻の調整となります。
※非ねじ込みロック式の場合は、リューズロックはありません。


※過去のモデルや他メーカーには、一段しかリューズが出ないものもございます。

まず、ゼロ段ですが、こちらを12時の方向に回すと手巻きでゼンマイを巻き上げることが出来ます。
手巻きの時計はもちろん、自動巻きの時計でも補助的な機能としてついています。

リューズの巻き方


リューズの巻き方には二種類の方法がございます。

  1. 「上に上にと巻いていく方法」
    リューズを一回転させてから一度指を離し、もう一度持ち直して更に1回転させていく方法

  2. 「上下上下に回しながら巻く方法」
    一度12時方向にリューズを1回転ほど回した後、リューズから手を放さずに6時(反対)方向に回転させ、その動作を繰り返す方法




よく、「どちらがいいですか」とご質問を受けます。
どちらの方法が正しいということはありませんので、お好みの方法で巻いてあげてくださいませ。
始めのうちは1の方法が回しやすいかと思いますので、1で巻き上げていただいて良いと思います。
ただ、一般的に機械には2の方が良いと言われております。
慣れてきたところで2の方法に変えてみてはいかがでしょうか。

これは余談ですが、2のリューズの巻き方がこなれたプロっぽい雰囲気を醸し出してくれます。
仕草にこだわる方は、2の巻き方をお勧めいたします。

手巻きの場合


手巻き式の時計は、リューズを巻いた分だけ動くというとてもシンプルな構造です。
リューズを回していくと、だんだん重くなるような感覚があり、最後にはそれ以上巻くことが出来なくなります。
これ以上巻けない所で、無理に巻こうとするとゼンマイが切れるなど、負荷がかかり過ぎて故障の原因になりますので、ご注意ください。


ゼンマイ切れを防ぐには


  • 初めて使う方は、どこが一杯なのか分かりにくくて当たり前。

  • 何度も使う内にだんだんと重たくなる感覚、これ以上巻き上げられない一杯の状態も分かるように。

  • ある程度重たくなる感覚が分かってきたら、最後まで巻かずに手前で止めるよう意識。




人によって感覚や一回転の長さも違いますので基準を決めるのは難しいのですが、完全に止まった状態でしたら10回~20回程度では、まだ全然巻けていない状態だと思います。
ブライトリングであれば、少なくとも20,30回以上、人によっては60回から70回程度巻いて初めて一杯の状態になるかと思います。
それと、毎日ご使用になる方でしたら、だいたい同じ時間帯に毎日ゼンマイを巻いてあげると、動力の伝わり具合が安定して、機械には良いと言われています。
会社についてすぐ巻き上げるなど、日々のルーティンの一つにしてみてください。

触る回数が増えれば増えるほど、愛着がわいてくる。

そんな不思議な感覚が手巻き式の時計には確かにあります。

自動巻きの場合


※腕に着けていれば自然とゼンマイを巻き上げてくれますので、手巻きはあくまで補助で使用するものとお考え下さい。

どんな時に使用するかと言いますと「巻き上げ補助として」がメインとなります。

  1. 腕時計が止まっていた時

  2. デスクワークや、仕事中時計を外している人


上記に当てはまった場合には、手巻きでの巻き上げ作業を行ってあげてください。
1 止まっていた場合

腕時計が止まってしまった場合、まずは手巻きでゆっくり20回程度、12時の方向に回してみましょう。
それだけ巻いて頂けましたら、半日は動き続けると思います。


!もし、いきなり腕に着けてしまうと!


  • 時間とカレンダーを合わせ、そのまま腕に着けてしまうと、ゼンマイが全く巻けていない状態になります。

  • そのためトルク(パワー)不足で時間を正確に刻めず、最初の30分から1時間ぐらいで、時計の時間が5分も、10分もズレたりすることがございます。




パワー不足を補うために、使用する前に、手巻きでゼンマイを巻き上げてください。
2 デスクワークがメイン、または仕事中時計を外している方


自動巻きは、腕に着けた時計が揺れたり、動いたりすることで錘と呼ばれるおもりがゼンマイを巻き上げています。
しかし、日々パソコンで仕事をしているなど、腕がほとんど動いていない方の場合、自動巻きでは上手くゼンマイが巻き上げられない場合があります。
生活スタイルによって理由は様々ですが、自動巻きで上手くゼンマイが巻けていない場合は、補助として手巻きで巻き上げてください。

時刻やカレンダーを合わせていきましょう


それでは、手巻きでゼンマイを巻き上げた後は、時刻やカレンダーを合わせていきます。

1.リューズを二段引っ張り、必ず時刻調整から始めましょう




今、止まっている時間は10時何分ですが、この状態ですと朝の10時なのか、夜の10時なのかが分かりません。
まず一番最初に、時計にとっての午前、午後の確認をします。
時刻の通りリューズを回し時計回りに針を進めて頂き、一度12時を越えさせてください。
その際に、日付が変わるようであれば、午前0時、日付が変わらなければお昼の12時という事になります。

その後、時計回りに針を回し、現時間に合わせてください。


!注意点!




    • 時刻合わせをする時は、なるべく針を逆方向に回さない。




時を戻せないのと同じように、時計は、基本一方向に動くことを前提に作られています。
ほんの少し戻すのは問題ないのですが、大幅に逆方向に進めると故障の原因になります。
ご留意くださいませ。



次にカレンダーを合わせます。
※リューズは引っ張り出すときは、一段、二段と順番に出てきますが、戻すときはいきなりゼロ段になります。

2.リューズを一段、引っ張り出します




その後、ゆっくりとリューズを回して、日付を早送りし、調整してください。

ブライトリングの自社製ムーブメントは、常時カレンダー早送りが可能で、早送り禁止時間帯はありませんので、より安心してお使い頂けます。




要注意!日付の早送り機能についての大切なポイント




    • 夜の8時(20:00)から朝の3時までの時間帯には、日付の早送りをしないでください!




※ブライトリング製品の一部のモデルでは、夜の8時から、朝方の3時まで、日付の早送りが禁止されています。



上記で日付の合わせ方をご説明させていただきましたが、ブライトリングの腕時計では、毎月必ず31日までカウントしようとします。
ところが、暦では、月によっては30日まで、2月に至っては28日までしかない時がございます。

毎日時計を使用していた場合、月初に日付がズレていることがございます。

その場合、先程ご説明しましたリューズを一段引っ張り出して、カレンダーを調整していただくようになります。
ただし、ある時間帯は、このカレンダーの早送りをしてはいけないというルールがございます。

少し分かりにくいのですが、この時計にとって、夜の8時(20:00)前後~朝方の3時(03:00)前後の間は、日付の早送りをしないようにしてください。



実は、カレンダーの日付を変えるための歯車が、夜の8時前後から少しずつかみ合い始めます。
午前零時付近でカレンダーが切替わり、その後、カレンダーを変えるための歯車が徐々に離れていきます。
ブライトリングのムーブメントでは、その時間が20:00~03:00になります。
もしもこの間に早送りをしてしまうと、歯車が欠けたり、詰まったりして故障の原因となりますので、絶対に行わないよう気をつけてください。

※ご購入頂きました商品に使用されているキャリバーのご確認には、該当の商品ぺージ内ムーブメント表の「キャリバー」をご覧ください。


Point

ブライトリングの自社製ムーブメントは、常時カレンダー早送りが可能です。

早送り禁止時間帯はありませんので、より安心してお使い頂けます。



時刻とカレンダーの調整が終わりましたら、最後はリューズをゼロ段にして、非ねじ込みロック式リューズの時計は終了です。

最後に、ねじ込みロック式の時計はリューズロックをかけましょう



リューズをゼロ段の状態から、バネを押し込めます。
その押し込んだ状態で、12時の方向(上側)に回すとリューズがねじ込めます。
そのまま、ある程度ねじ込みますと、最後に止まります。
リューズが軽く止まれば十分、防水等も利きますので、あまり無理にねじ込まないようにしてください。

【注意点】
リューズロックが開いたままだと、ここから水や湿気が入って故障の原因になります。
時刻やカレンダー調整をした場合は、必ずリューズロックを閉めた状態をご確認頂きましてからご使用ください。

ストップウォッチの使い方について


次にストップウォッチの使い方についてご説明いたします。
2時位置のボタンがスタート/ストップで、4時位置のボタンがリセットになります。

それぞれのカウンター(メモリ)が何を示すかですが、通常ですと、真ん中に「時間」「分」「秒」の針があります。

写真の01ムーブメントの場合、真ん中の一番長い針が、ストップウォッチの秒針になります。
「時刻の秒針」が9時位置のカウンター
3時位置にあるのが、「30分積算計」といいまして、ストップウォッチを計測して何分経ったかを見るためのものです。
一周で30分を計ることが出来ます。
6時位置にあるのは、「12時間積算計」です。
こちらはストップウォッチで計測を開始してから何時間経ったかを見るものになります。
ひとメモリが1時間、合計で12時間まで計ることが出来ます。
例えば自宅からディズニーランドまでかかった時間を計測する場合、現地についてストップウォッチを止めました。
その際に、何時間、何分、何秒かかったかを見ることが出来ます。
日常生活では正直、あまり使うことは無いとは思いますが、計測機器のようなデザインが好きな人にとっては、とてもカッコいいと感じるデザインだと思います。


ストップウォッチ使用中の注意




    • ストップウォッチのスタート、ストップは2時位置のボタン

    • ストップウォッチを作動させている時に、リセットボタンを押さない




※動く方向と逆方向への負荷が同時にかかり、場合によっては針がとれたりする恐れもございます。




機械式時計の特性について


それでは、ここからは機械式時計の特性についてご説明させて頂きます。
一番初めに、機械式とクォーツ式(電池式)は別物ですというご説明をさせて頂きました。
その一番大きな違いは、「時間の誤差」になります。
クォーツ式(電池式)の時計は、通常月差(1カ月)で15秒程度です。
また、電波時計やスマートウォッチといった商品は、時間の狂いなく正確に計測することが出来ます。
現代社会において、時刻は誤差なく計測出来る時代となっております。

ところが、精密機器のカテゴリーになる機械式時計では、一番いいものでも「毎日10秒前後の誤差」が生じます。
1日10秒と仮定しますと、10日~2週間もすると2~3分程ズレていることになります。
毎日、時刻はズレますが、機械式時計はそれで正常です。
このズレ幅は、気温や湿度などの自然状況、また使い方等によっても異なります。
極端な話をしますと、寝ている時に、時計をどう置いているかでも変わってきます。
機械式時計では、「時刻はズレるもの」とご理解くださいませ。

また、繰り返しになりますが中の機械は精密機器になります。
実際、髪の毛の3分の1程度の細さのパーツや、1mm以下という小さな部品もあり、非常にデリケートなものです。
手に着けていて何かに軽くぶつけただけでも、1日に大きく時間が狂ったり、時計が動かなくなってしまう事もございます。
「非常にデリケートなものだから、丁寧に取り扱わないといけない」と、頭の片隅に入れておいていただければ丁度よいかと思います。
精密機器の腕時計は、電池の時計に比べると、はるかに故障もしやすく、修理や微調整が必要です。

そのため、一般的に、修理の対応年数は、クォーツ式(電池式)よりも長いことが多いです。
ヨーロッパでは、家でも100年前のものをずっと使い続けていたりします。
1つのものを修理しながら長く使い続けていく、そうした文化の中で生まれたものが機械式時計なのではないかと思います。
勿論、機械式時計は、故障もしますし、定期的なメンテナンスも必要になります。
極端な話、お買い上げ後すぐに、止まってしまう事もございます。
ただ、1つの時計を修理や調整、そして定期的にメンテナンスをしながら、長く使い続ける。
そうした考え方が機械式時計の根底にあることを、ご理解頂ければ幸いです。
利便性を追求したクォーツ式(電池式)とは、正直、真逆の商品ではあります。
ですが、日々ゼンマイを巻き上げたり時刻合わせをしたりと、時計に触れる回数も多く、愛着を持ってお使いいただくにはぴったりではないでしょうか。

機械式時計の磁気帯びについて




近年、機械式時計の磁気帯びのお修理が大変増えております。
磁気を帯びてしまうと、時間が大きく狂ったり、極端な場合は動かなくなってしまう事もございます。


身の回りにある磁気帯びの原因例




    • パソコン

    • 電化製品

    • スマートフォン

    • 車のリモコンキー

    • 磁気ネックレス

    • ハンドバッグの磁石




etc.



現代社会において、身の回りには磁気帯びの原因となるものが多数あります。
正直なところ、全く磁気帯びさせないで使用する方が難しくなっております。

磁気が入れば、磁気抜きすればいいので、深刻になる必要はありません。
ですが上記の様なものに近づけたり接触させることで、影響を受けますので、何卒ご注意ください。

今後のメンテナンスについて


折角の時計、快適にお使いいただくためにもメンテナンスについてのご説明をいたします。

ブライトリングの保証期間は、自社キャリバーで5年、その他のムーブメントで2年間となります。
※分からない方は、ご購入頂きました商品ページ内の「サービス 保証」をご確認ください。

この期間内の自然故障は、もちろん無償で修理対応させて頂きます。
ご使用いただき何か気になる点ございましたら、お気軽にお問い合わせ頂けましたらと思います。

また、今回ご購入頂きました腕時計は、お客様にご使用いただくことで、本格的に動き始めます。
今までの検査機器では見つからなかったような不具合(初期トラブル)も、まれに出てくる事がございます。
(例えば、時刻が1日に数分遅れるだとか、日付が変わらないetc)

ですので、ご購入から1カ月程度は少し気にして時計の様子を見てあげてください。

万が一、トラブルが見つかったとしても、最初にしっかりと調整やお修理対応することで、より長く、安心してお使い頂けるようになることも多いです。
機械式時計は壊れる前提のものですが、その都度、きちんとメンテナンスやお修理をして、長くご愛用頂けましたらと思います。

定期的なメンテナンス(オーバーホール)について


最後に定期的なメンテナンス(オーバーホール)についてです。

機械式時計は精密機器ですので、何年かに一度車検の様に、定期的なメンテナンスを行った方が、より長くお使い頂けます。

自社キャリバーであれば、5~7年に一度、その他ムーブメントですと、3~4年に一度ぐらいを目安にしてください。

一般的に腕時計は壊れてから修理にお持ち込み頂くことも多いのです。
しかし、長くメンテナンス無しで壊れた時は、機械の様々な箇所に負荷がかかっている場合も多いです。
出来るだけ定期的にメンテナンスを行って頂くことで、時計の状態はよい状態を保てます。

ぜひ覚えておいてください。

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