1月の誕生石《ガーネット》

皆さまこんにちは。アイアイイスズeastの中西です。本日は1月の誕生石《ガーネット》のお話をさせていただきたいと思います✨ 誕生石をお守りとして身につけようと思われている方や、大切な方へのプレゼントをご検討されている方のご参考にもなれば嬉しいです😊

ガーネットの由来

ガーネットの名称は、ラテン語のグラナタス（種）が語源とされています。ガーネットは結晶が集まった状態で採れる様子がザクロの種に似ていることから名付けられたという説があります。
日本でもガーネットを「ザクロ石」と呼ぶことがあるんですよ。
ギリシャ神話では、ザクロは永遠の意味を持ち、尊いものとして扱われており、ガーネットは古くから世界各地で『神聖な石』として崇められ大切にされてきました。

ガーネットの歴史

ガーネットの歴史は古く、多彩な伝説に満ちています。およそ5千年以上前から古来より信仰や真実、光のシンボルとされ、進路を灯す宝石として大切にされてきました。
古代スカンジナビアでは、英雄の霊を祭る場所への道を照らす明かりとして死者とともに埋葬されたり、アビシニアの皇帝の宮殿を照らすのにも使用されていました。旧約聖書ではノアの方舟の進路を灯す宝石としても登場しています。中世ヨーロッパでは、負傷を避けるための石として十字軍の兵士の甲冑にはめ込まれていたという歴史もあります。

またガーネットは、変わらぬ愛を示すために恋人に渡すこともあったと言われています。18世紀以降、ガーネットは世界的に流行し、1912年にアメリカ全国宝石商協会が1月の誕生石として定められました。

ガーネットの誕生石・石榴婚式

ガーネットは1月の誕生石で、牡羊座とやぎ座の星座石でもあります。
また日本では結婚18年目の記念日を、石榴婚式（ざくろこんしき）またはガーネット婚式と呼んでいて、結婚記念日にはその名称にあったプレゼントを贈り合う習慣があるので、18年目にはガーネットを贈る方も多いようです。
ガーネットは、忠誠・変わらぬ愛という意味があり、18年という結婚生活を送ってきた二人が贈り合うプレゼントにぴったりですよね！
ガーネットは扱いやすく、歴史が深い宝石。恋人や夫婦の贈り物としても最適です。永遠の愛を伝えるために、ガーネットジュエリーを贈るのも素敵ですね。

ガーネットの石言葉

ガーネットの石言葉は、〖真実〗〖情熱〗〖友情〗〖繁栄〗〖実り〗。
変わらない愛情や友情、忠実さなど多くの意味を持つ宝石です。

その中でも特にザクロの種に似ていることから『実りの象徴』とされ、目標に向かい、コツコツと積み上げてきた努力の成果を実らせて、成功へと導いてくれるといわれています。
受験や就職など、目標のために努力し頑張っている人のサポートをし、力を貸してくれるでしょう。

どんな困難や大きな課題を前にしても、持ち主に忍耐力を与えて前向きに乗り越えるようサポートしてくれる石でもあります。叶えたい夢や願望を見失ってしまいそうな時、初心の情熱を呼び起こして、揺るぎない信念をもたらしてくれるでしょう。

また、この『実り』の効果は、恋の成就にも手を貸してくれます。古い伝承では、大切な人との別れに再会の誓いとしてガーネットを贈りあったり、友情の印とされたりなど、深い『絆（きずな）』として表現されることもあるようです。それゆえに、大切な人との愛情を深める『一途な愛』を象徴するパワーストーンとも言えるでしょう。
大切な人との不変の愛を願う人は、アクセサリーとして身につけると良いとされています。