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【11月の誕生石】シトリン&トパーズ


皆さんこんにちは。朝夕寒くなり、すっかり冬めいてきましたね。
本日は11月の誕生石、シトリン&とトパーズについてご紹介いたします。トパーズは和名で「黄玉」、シトリンは「黄水晶」と呼ばれ、いづれも黄色のイメージの強い宝石です。秋も深まり紅葉の美しいこの時期にぴったりな色合いの宝石ですね。
今回は最後にカラーストーンでお馴染みのPomellatoのフェア情報もございますので、是非楽しんで下さい。
それではまずシトリンからのご紹介です。



シトリンの別名・色



『シトリン』の語源は、この石の色が柑橘類である"シトエン"の果実に似ていることに由来します。また先述したように、シトリンの和名は「黄水晶」。名前の通り黄色~黄金色をした水晶です。一口に黄水晶のイエローといっても、ゴールデンイエロー、レモンイエロー、レディッシュブラウンの“マディラ”、コニャックイエローの“パルメイラ”等、多彩に持ち味を演じ分ける宝石です。


またシトリンは、地中深くに結晶したアメジストが、マグマなどによる熱干渉を受けて黄色く変化したり、水晶に放射線が加わって黄色く変化したものです。実はシトリンとアメジストは元は同じ石なんですね。



シトリンの特性


シトリンは結婚13周年の宝石とされています。日本では、5周・11周年の結婚石ともされています。


またごくまれにシトリン(黄水晶)とアメシスト(紫水晶)が同一結晶内に混在していることがあり、これは「アメトリン」(ametrine)と呼ばれます。



シトリンの歴史



シトリンは何千年もの間宝石に使われてきています。
古代ギリシャ人は、永久凍土のように輝くロッククリスタルの装飾品を彫刻していました。ローマ教皇は巨大な紫色のアメシストやシトリンの載ったリングを指に嵌めていたと伝えられています。
ビクトリア朝時代のカラフルな*スコティッシュジュエリーに使われたものが特に人気を集めました。


*スコティッシュジュエリーは、スコットランドの民族衣装の「キルト」を留める為の男性用のブローチ。 タータン柄の巻きスカート風で、ウール製の1枚の布からできている民族衣装です。 バックルデザインなどスコットランドにゆかりのあるモチーフで作られています。



シトリンの石言葉


シトリンの石言葉は、繁栄、富、成功、幸福、希望。
古くから「富」と「商売繁盛」「金運」の象徴として大切にされてきました。
きっとシトリンの輝かしい色のイメージから来ているのでしょうね。



トパーズの別名・色



日本では「黄玉」とも呼ばれ、かつては黄色い宝石はすべてトパーズと呼ばれていたほど、「トパーズ=黄色」というイメージがあります。しかし、トパーズには光や熱の影響で変化しやすいという他の宝石にはない特徴があり、現在ではさまざまな色の宝石が存在しています。
「トパーズ」という言葉は、「炎」という意味を持つサンスクリット語のタパスに由来すると考える人もいれば、ギリシャ語のトパーシオという島の名前から。この島の名前は、霧がかかって探しづらかったので、ギリシア語で探し求めるという「トパゾス(topazos)」からきていますに由来するとも言われています。



トパーズの特性


日本ではトパーズが16周年記念の宝石とされます。
黄玉(おうぎょく)婚式はトパーズ婚式とも言われ、金婚式や銀婚式と並ぶ結婚記念日です。イギリス発祥の文化がアメリカに渡り、そのなかで結婚16年目に夫・妻に記念品を贈る黄玉婚式が生まれました。



トパーズの歴史


古代ギリシャ人は、トパーズは自分達に力を与えてくれると信じ、14世紀から17世紀の間ヨーロッパ人はトパーズが魔法を阻止し、怒りを払いのけてくれるものと考えていました。
またトパーズは治癒力を持つと信じられてもおり、12世紀に女子修道院長聖ヒルデガルトはトパーズを3日間ワインに入れ、「弱視」を治療するために患者の目に湿らせたトパーズをこすりつけることを勧めまたとのことです。



オーストリア女帝マリア・テレジア
出典:https://blog.goo.ne.jp/siroi_1956/e/790e0c117102153f6780f667b72c0d7b

ロシア女帝エカテリーナ
出典: https://egawachikage.hatenadiary.jp/

ルイ15世寵姫ポンパドゥール女伯爵
出典:https://artoftheworld.jp/musee-du-louvre/1905/

また、トパーズは政治の舞台にも出現します。18世紀、急拡大するプロイセン(現在のドイツ北部からポーランド西部)の勢力を食い止めるべく、それまで敵国同士であった欧州各国の女傑たち、オーストリア女帝マリア・テレジア、ロシア女帝エカテリーナ2世、そしてフランス国王ルイ15世の寵姫ポンパドゥール女伯爵の3人により取られた「ペチコート作成」、この同盟にあったって活躍したのが「ドルージバ(ロシア語で「友情」)の指輪」と名付けられたトパーズの指輪だったのです。
しかし、その直後ロシアのエカテリーナ女帝が急死し、後を継いだプロイセンびいきの息子ピョートルが敵国であるプロイセンと講和を結んでしまいます。こうしてトパーズの指輪が結んだ女傑たちの同盟も破綻してしまいました。
この指輪の姿形がどのようであったかは語らておらず、1国を動かす女性たちの絆の証であった指輪とはどのようなものだったのか、想像が膨らみます。



トパーズの石言葉


トパーズの石言葉は、誠実、友情、潔白、希望と前向きなイメージを持つものが並んでいます。自分が進むべき道や求めている人や物を見つけだすサポートをしてくれる効果があるとのこと。引き寄せるエネルギーが強いのが特徴であり、迷いが生じている時に希望をもたらしてくれます。



それではシトリン・トパーズを使ったジュエリーについてご紹介させていただきます。
今回はジュエリーの数がたくさんございますので、一覧でご案内いたします。



シトリンのジュエリー



シトリン ジュエリー一覧はこちら

柑橘系の果物の名前を拝した石ですので、フレッシュな明るい黄色がとても素敵です♪
ただ先述した通り、様々な色味の黄色を持つ宝石ですので、服装や季節に併せて明るいシトリン、濃い色味のシトリンといったように使い分けてみるのも楽しいですね。



トパーズのジュエリー


トパーズは黄色のイメージが強い、とご紹介致しましたがアイアイイスズでお取り扱いのあるトパーズはブルー~透明なものがメインとなっております。


美しい青は肌に映え、そして肌の色味を明るくも見せてくれます。
また一口に青と言っても、スカイブルートパーズの澄んだ青からロンドンブルートパーズのように紺碧の海を思い浮かべるような深い青まで、様々な色味がございます。もちろん重ね付けでそのグラデーションを楽しんでみるのもよいですね。




また、こちらのHirotakaのイヤカフに使用されているのはホワイトトパーズ。無彩色ですので、どのような衣装とも併せやすく、見ていただいているようにオニキスのようなブラックとの相性もばっちりです。


トパーズを身に着けたいけれど普段の衣装との組み合わせが難しい、とお悩みの方はイヤカフで普段のお洒落に取り入れてみてはいかがでしょうか。



Hirotaka Webカタログ

https://www.eye-eye-isuzu.co.jp/archives/43961?ex_brand=brand-307

Hirotaka イヤカフ について詳細ブログはこちら



トパーズ ジュエリー一覧はこちら

またシトリンの黄色とご紹介するブルートパーズの青は補色関係(色相環で対になる色。並べるとお互いの色を鮮やかに見せあう)ですので、誕生石を2つとも身に着けたい方は重ね付けしても素敵ですね。





リング アン・アルク・オン・シエル・ダムール
シトリン&ブルートパーズ
¥110,000(税抜)




カラーストーンリングは重ねにぴったりです。ぜひご自身だけのコーディネイトをお探し下さい。



Pomellato Fair
12/5 sat - 12/13 sun


誕生石ジュエリーのご紹介ではおなじみ、様々なカラーストーンのジュエリーが美しいポメラート。


ストーンの持つありのままの美しさを表現する「ヌード」コレクションをお楽しみ下さい。
フェア期間中、ポメラート商品をご成約いただいたお客様へオリジナルノベルティを進呈します。
※数量限定ですので無くなり次第、終了とさせていただきます。



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Pomellato Special

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