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【グランドセイコー】ファン必見! キャリバー9F 25周年記念限定モデル SBGV247


〈日本最大級のグランドセイコーイベント Grand Seiko Collection 2021開催〉


3月20日(土)と21日(日)の2日間アイアイイスズ本店にて、日本最大級のグランドセイコーイベント「Grand Seiko Collection 2021」を開催致します。セイコー創業140周年を彩る今回のイベントでは、2021年新作モデルや、過去の限定モデルを含めたフルラインナップをご用意。ご来場頂いた方、ご成約頂いたお客様には素敵なノベルティもご準備致しておりますので、皆様に世界でも数少ない真のマニュファクチュールにしか成し得ない最高レベルの性能と洗練されたデザインをご覧頂ければと思います。



また新型コロナウイルス感染予防のため、ご来場予約をおすすめしております。三密を避けるために定員人数40名様を超えた場合、入場制限をさせていただくこともございますが、ご予約いただきますとお待たせすることなくご入場いただけます。上記のページより「来店予約ページ」へとお進み頂けますので、事前予約へのご協力をどうぞ宜しくお願い致します。




今回のイベントに先駆けて、グランドセイコーファン必見のレアモデルが入荷して参りました。

2018年に9Fクオーツ誕生25周年を迎えたことを記念し発表された「SBGV247」です。

発売後、即完売となったモデルですが今回特別にご用意させて頂くことが出来ました。




型番:SBGV247


ケース径:40mm


駆動方式:9F82搭載クオーツ


防水性能:200m防水


価格:¥363,000-(税込)


細かなディティールの説明に入る前に少しだけ「9Fクオーツ」の説明をさせて頂きますね。

1969年、セイコーが時計業界の常識を覆すクオーツ時計を、世界で初めて開発したことをご存知の方は多いかと思います。

その影響力は凄まじく、機械式時計全盛期であった時代に世界を驚愕の渦へと巻き込み、市場を席巻する存在へとなりました。

それから24年後の1993年、セイコーは「クオーツを超えたクオーツ」として新たなムーブメントの開発へと着手。現代においても「最上級クオーツムーブメント」とまで言われる「9Fクオーツ」を誕生させました。





中でも、機械式時計と違って強いトルクを生みだすことの出来ないクオーツにおいて、高級感のある太い針を動かす事のできる「9Fクオーツ」の誕生は、セイコーが多くの人の心を動かす「燦然と輝くウオッチ」を目指し考案した「セイコースタイル」を確立する上でなくてはならない物となりました。




そんな最上級ムーブメントの生誕25周年を祝して開発された「SBGV247」。

ベゼルに縦筋目仕上げを採用した新しいデザインは、鏡面仕上げの部分とのコントラストがとても美しく、サイドに施された縦筋目仕上げはスポーティで軽やかな印象を与えてくれます。





そしてグランドセイコーを語る上で絶対に外すことの出来ないディティールポイントこそ、ケースに施されたエッジ(角)の美しさとその鋭さ。他のブランドとは一線を画す、鋭利でありながら手にあてても馴染むその究極のケースは、セイコーが古くから大切にする「ザラツ研磨」という製造工程によって作り出されています。




〈What's ザラツ研磨〉


グランドセイコーが古くから使う研磨の手法で、とてつもない労力を要するため今となっては海外メーカーでも採用することが少なく、今や日本製高級時計の代名詞的な存在となっております。もともと名前にもある「ザラツ」という言葉は、スイスのザラツ兄弟社が製造していた研磨機に由来しており、このザラツ兄弟社製研磨機を用いて行う研磨作業を現在では「ザラツ研磨」と称しています。



一般的にケースの製造工程は、①金属板をケースの形に打ち抜く。②打ち抜いたケースをさらに切削し細かな形を整える。③表面を磨き下地を整える。④研磨剤を付けたバフで磨き最終的な仕上げを行う。といった内容に分けることができ、ザラツ研磨を施すのは③の工程。



多くのメーカーは、下地を整える場合でもバフを使って磨きますが、どうしてもケースの角が取れ丸くなってしまうことがあります。それに対し、グランドセイコーが施すザラツ研磨は研磨紙を貼り付けたアルミの円盤を回転させ、その側面ではなく、正面にケースの研磨面を押し当て動かします。それにより金属面を超平面に形成し、面と面が接するエッジがより際立つようになるのです。


ザラツでは、回転する円盤の中心部と外周部ではケースを押し当てる時間を変える必要があり、これも難しさのひとつ。違いを感覚として身体で覚えなくてはならない。

https://youtu.be/yBE7CQ-yL9E

YouTubeにザラツ研磨の様子が映された動画がありましたので是非御覧ください。その後、仕上げバフで鏡面に磨き上げられるのですが、ザラツ研磨の工程を省いてしまうとどうしても歪んだ面になってしまう為、平面の美しさを重要視するセイコーにとってザラツ研磨はなくてはならない工程だと言えます。ザラツの仕上げの良し悪しは、回転する円盤に押し当てるときの力の強弱、その時間、スライドさせる速度など様々な要素によって決まり、それらは全て研磨職人の手の感覚で左右されてしまう程の繊細な作業なのです。




文字盤には「9FGS」の文字を配列したパターンが型打ちされており、25分位置には「9F25」のシークレットメッセージが入れられています。こういった粋な演出はファンにとってとても大切なポイントですね。ケースバックには獅子のモチーフが施され、25周年を祝す文字と固有のシリアル番号が描かれています。



こちらのモデルにはなんとラバーベルトも付属しております。20気圧防水、16000A/mを誇る耐磁性能、ねじロック式りゅうず、暗闇に光るルミブライトなど、スポーティな機能が数多く搭載された時計ですので、春夏のアクティブなシーズンには是非付け替えて頂きカジュアルスタイルにも使って貰えればと思います。






いかがでしたでしょうか。過去の限定、さらにはアニバーサリーモデルということもあり気になっていた方も多いのではないでしょうか。もちろん1本のみの入荷となっておりますので、ご希望のある方はどうぞお早めにお問い合わせ下さいませ。

〈Grand Seiko ✕ AJHH 合同フェア開催中〉


※詳細は画面をクリック






山口

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