お待たせしました。
ようやく「トップタイムB01レーシング」の解説に移ります。
ケース径は38ミリ。

小さいですよね。
まだ私も実物は見ていませんが、女性でも十分着用できるサイズかと思われます。
素材はステンレスで、ストラップはパンチングレザーのみ。
3品番ともB01搭載で、約70時間パワーリザーブ、COSC認定、100m防水とブライトリングらしい性能。
ケースバックは薄型化の為にクローズドです。

もっぱらムーブメントファンの私にとっては、ちょっともったいないと感じるポイントです。
ただし、時計にとってのムーブメントとは、車にとってのエンジンそのもの。
とりわけモータースポーツという極限の状況下では、エンジンを剥き出しに見せつけて走る車は稀有でしょう。
つまり「トップタイムB01レーシング」にとってはむしろ、このクローズドケースバックこそが最適解なのかもしれません。
あくまで私の主観です。

文字盤も見ていきましょう。
角丸のサブダイヤルにサーフボードをイメージした装飾が装飾が施されています。
カラーバリエーションはブラック、グリーン、マルティーニブルーの3色展開。

ブラックはかなりクラシカル。
パンチングレザーの明るめの色味が、個人的には最高に好きです。
マッシュルーム型のプッシュボタンも、しっかりと60年代の雰囲気を感じさせます。

グリーンは現代的な印象。
ただブライトリングのカラーラッカー文字盤は、画像と実物にかなり差がある場合があります。
実機が届き次第再度レビューしようと思います。
今回特に深くご紹介したいのが、マルティーニブルーというカラーリング。

カーレース好きやお酒好きの方なら見覚えがあるでしょう。
スパークリングワインやベルモットを製造するイタリアの老舗ブランド「MARTINI（マルティーニ）」とのコラボレーションです。

マルティーニがモータースポーツに参入したのは、1960年代後半。
丁度トップタイムが人気を博していた時代です。
広告活動の一環として「マルティーニ・レーシング」を設立したのが始まりでした。

マルティーニがスポンサードした機体こそが、マルティーニ・カラーのボディを持つのです。
そんなカラーリングが今回の「トップタイムB01マルティーニ」なのです。

それぞれ750本限定の極めて貴重なモデルです！
2024年に140周年を迎えたブライトリング。
141年目の大きな一歩として、革新的なこちらのトップタイムを是非皆様のコレクションに加えませんか？
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