G-SHOCK MR-G フロッグマン MRG-BF1000B-1AJR 最強のダイバーズウォッチ
2024.3.22(Fri)
昨年、生誕30周年を迎えMR-Gとして登場した人気の【MRG-BF1000R-1AJR】に引き続き今回はチタンバンドを携えたREDカラーの新作【MRG-BF1000B-1AJR】がデビュー![…]
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G-SHOCK / ジーショックから究極モデルの新作「MRG-B5000R-1JR」が登場
2024.1.10(Wed)
「MR-G」はG-SHOCKの最上級ラインとして1990年代秘密裏に8人の有志により開発され始めましたが、当時はフルメタルの耐衝撃ウォッチなんて不可能と思われていました。[…]
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G-SHOCK最高峰の称号MR-Gの名を持つ40周年限定版「衝撃丸-皚-」遂に降臨!
2023.10.23(Mon)
強く、潔よい武士の信念を純白の装いで表現。 匠の技を活かした特別仕様モデル。[…]
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▼6月発売予定の新製品
CASIO カシオ G-SHOCK Gショック MR-G MRG-B5000BA-1JR 価格:462,000円(税込)
▼MR-G 商品一覧はこちら▼
さて、記事をご覧いただいております皆様、こんにちは。
香川県の時計店でアイアイイスズG-Time店のG-SHOCK担当スタッフです。
今回ご紹介したいブランドは
G-SHOCK! なのですが、、他のG-SHOCKとは一線を画す
最高峰シリーズMR-Gについて徹底解説したいなと思います!
今や日本のカルチャーの一つとも言えるG-SHOCK。
国内外問わず世界中の多くの方から愛されるお時計ですよね。
ファッショナブルな見た目もさることながら一番の魅力はその耐久性の高さにあるのではないでしょうか。
時計のブランドは分からないけどG-SHOCKは知っているよ!
という方は多いと思います。
ではMR-Gはどうでしょうか?
店頭に起こしいただくお客様の中にも
「何これG-SHOCKなの?」 「G-SHOCKなのになんでこんなに高いの!?」 「MR-Gを検討しているけど情報がすくなくて、、。」 といったようにMR-Gのことを詳しく知らない、もしくは全くわからない。
といった方は非常に多いです。
そこで今回G-SHOCKの中でもMR-Gをピックアップして解説記事を書こうと思い立ったわけです!
G-SHOCKファンはもちろんですが、腕時計ファン、腕時計を検討中の方にも分かりやすくMR-Gの魅力をお伝えできたらなと思います!!
弊社アイアイイスズG-Time店はG-SHOCK販売店の中でも
全国に7店舗しかないG-SHOCKの世界観を体現したコンセプトショップ
「EDGE」店でございます。
専門店スタッフが徹底解説!MR-Gの魅力。ということで少しでも皆様のお役に立てる記事になりましたら幸いでございます。
ではよろしくお願い致します。
MR-Gとはどのようなシリーズなの?
さて徹底解説をしていくにあたってまずはMR-Gとは?というところからスタート。
名称のMR-G、こちらの意味なのですが
・Majesty:威厳・荘厳・王者の風格 ・Reality:本物 ・G-SHOCK これらをつなげてMR-Gということになります。
王者の風格を持つ本物のG-SHOCK。 文言だけでも既にカッコいい、、、、。
他のG-SHOCKとは完全に1線を画すG-SHOCKの王者こそがMR-Gなのです。
そんなMR-Gですが誕生の経緯に少し触れたいと思います。
G-SHOCKが誕生したのが1983年。
「落としても壊れない時計を作りたい」そんな思いから開発がスタートしたG-SHOCK。
時計は精密なものだから落としたら壊れる。そんな常識に真っ向から挑んだのがG-SHOCK生みの親である伊部菊雄氏。
伊部氏率いるプロジェクトチーム・タフ。彼らの飽くなき挑戦の末に遂にG-SHOCKが完成したのです。
その後若者を中心に爆発的な人気を獲得したG-SHOCK。
アイスホッケーのパックの代わりにG-SHOCKを叩くCMや映画、スピードにて採用されたこと等G-SHOCKは世界的に支持されていくようになります。
多くの若者を中心に受け入れられていくG-SHOCK。
そんな中で伊部氏のなかである思いが生まれます。
「大人になってもG-SHOCKをつけて欲しい。いつまでもG-SHOCKファンでいて欲しい。」 どうすれば長く様々なシチュエーションでG-SHOCKを愛用し続けてもらえるのか。
プロジェクトチームは打ち合わせを重ねた結果一つのコンセプトを導き出します。
「大人がつけられる、フルメタルを纏ったG-SHOCK」 こちらのコンセプトのもと新たなG-SHOCK開発プロジェクトが1994年にスタートします。
しかし、G-SHOCKのフルメタル化は苦難の連続でした。
後で解説するのですが、G-SHOCKの耐衝撃システムは
柔らかいウレタンケースの使用が大前提でした。 フルメタルの耐衝撃構造は不可能ではないか、、。といわれていました。
では一体プロジェクトチームはどのようにしてこの課題を乗り越えたのか。
気になるこちらはまたMR-Gの構造の部分で解説いたしますね。
さまざまな課題を乗り越え1996年に初代フルメタルG-SHOCKが完成致します。
タフだけではない、大人にふさわしい美しさも備えたG-SHOCKの誕生。
またしても常識を打ち破る快挙、MR-Gの発表は市場とユーザーに驚きをもって迎えられました。
ちなみに、このMR-Gの開発はカシオさんの中でも秘密裏に進められていたプロジェクトのようでして開発は各自が通常業務をこなす傍らで同時進行で進められていたようです。
新構造の開発の難しさはもちろんですが、
チームのメンバーのモチベーションを保つことが何より大変だったと伊部氏は後に語っています。
いくつもの苦難を乗り越え完成した試作品を見た本部責任者は
「新しいG-SHOCKとして望んでいたのはまさにこれだ」と称賛したそうです。
いつまでもG-SHOCKファンでいて欲しい。なるほど。
確かに腕時計を1本目に買うキッカケも皆様それぞれあるのですがG-Time店にもお子様への贈り物や恋人や友人へのプレゼント用でお時計をお選びにくるお客様の選択肢の中にもG-SHOCKは必ず入ってきます。
私のファーストウオッチも高校生の時に貰ったG-SHOCKでした。
職業柄色々な時計を見てきましたがやはりG-SHOCKは特別ですね。
大人になってもG-SHOCKをつけて欲しい。愛にも近いそんな思いと情熱からMR-Gは生まれたのです。
MR-G こだわりのデティールとは
フルメタルG-SHOCKの為の耐衝撃構造
先程も少し触れたのですが、G-SHOCKのフルメタル化は不可能とされていました。
というのもG-SHOCKの耐衝撃構造は柔らかいウレタン素材が不可欠だったためです。
では一体プロジェクトチームはどのようにしてフルメタルG-SHOCKを完成させたのか。
まずはG-SHOCKの耐衝撃構造についておさらいをしていきたいと思います。
こちらがG-SHOCKの耐衝撃構造。
従来の腕時計だと落下した際の衝撃をケース全体で受けることになるのでダメージが大きいです。
しかしG-SHOCKの耐衝撃構造のミソは
中空構造と呼ばれるモジュールを緩衝パーツの突起部分で軽く支え浮いているようにレイアウトしていることにあります。
点と点で支えることにより全体に衝撃がかかることを防ぎ衝撃を分散させているのです。 公園でボールをついていた女の子をみて閃いたというのはあまりにも有名な話ですね。
また緻密に計算され尽くしたケースデザイン、ボタンへの直接的な衝撃を凹凸のあるケースでガード。
そしてモジュール内部の水晶振動子などの重要部品を個別に緩衝材で保護し、衝撃から守っているわけです。
これらはG-SHOCKの基本的な耐衝撃構造でして、MR-Gにも共通した構造でございます。
ではフルメタルG-SHOCK独自の構造はどのようなものなのか。
大きく3つの独自構造があります。
①ベゼルバンパープロテクション構造 ガラスを押さえる役割でもあるベゼルとケースの間に緩衝材をレイアウトし、さらにL字型にした機密用ガラスパッキンも加えてメタルベゼルにかかる衝撃を緩和。
その名の通りで自動車のバンパーから着想を得て開発に成功をしました。
➁メタルバンド バンドの駒は下方向に回転可能に。落下した時の衝撃を吸収できるようにしました。
③バンド付け根 12時側、6時側の1本足のカン足構造でバンドを強固に取り付け。
また4点ビスはベゼルを強固に固定し、MR-Gデザインのアイコンになっています。
耐衝撃構造とサイズダウンを両立 クラッドガード構造
G-SHOCKのフルメタルモデルと言われるとかなり大きいものを想像する方も多いのではないのでしょうか。
本来腕時計の一番の弱点と言われている部分が時間や日付の操作を行うリューズと呼ばれる部分。
リューズは腕時計の内部と直結しているのでここに衝撃が加わればダイレクトに時計内部にダメージを与えてしまいます。
そこでこのリューズ部を保護するためにリューズガードというものが存在するのですが、クラッドガード構造によりMR-Gでは従来大型だったリューズガードを小型化させることに成功しました。
実用性を重視するためにMRGは装着性のいいサイズが必須という結論になり、そこで新開発されたのがこの構造。
これにより、耐衝撃性能を確保しつつ、ケースのサイズダウンを実現したのです。
クラッドガード構造により大型のガードパーツは不要に。
ボタンにはパイプ状のガードをつけ、衝撃をガード。
リューズの操作性と時計の装着感の向上にも貢献しています。
素材にチタンを採用することで軽快なつけ心地を実現
MR-Gではケース素材、バンド素材に
チタンと呼ばれる素材を採用しています。
通常のステンレススチールと比べても金属的価値が高い素材。
また丈夫で軽量であるためフルメタルでありながら軽快なつけ心地を実現しました。
チタンはアレルギーフリーのため金属アレルギーの方にも安心して着用いただけます。
無骨な見た目とは裏腹に本当につけ心地が良く、店頭では皆様から大きく評価を頂いております。
MR-Gならではのキズに強い仕組み 二重硬化処理とは
軽くて丈夫でアレルギーフリーなチタン素材は夢のような素材ですが、実は耐傷性に少し欠けます。
軟らかいチタンは傷がつきやすく摩耗に弱いのです。
そんなチタンの弱点を克服するためにMR-Gには
二重硬化処理というものが施されています。
この処理によって耐摩耗性能は大きく向上しました。
その硬化処理が以下の2つ。
①深層硬化処理 素材表層部に20~30マイクロメートルの硬化層を形成。
被膜とは異なり、素材自体を硬化することで純チタンの4~5倍の硬度を実現しています。
➁DLC処理(ダイヤモンド・ライク・カーボン) 素材表面部をダイヤモンドに次ぐ硬度を持つ非晶質のカーボン硬化膜でコーティング。
これらの処理を丁寧に行うことによってMR-Gは傷がつきにくく長くその美しさを保てるわけです。
表面に皮膜を作るDLC処理のみだと皮膜を突き抜けて素材にダメージを与えてしまう場合があります。
そこで深層硬化処理の出番。皮膜を作るのではなくチタン素材そのものを硬く、頑強にすることでより傷に強く美しさを長く維持することができます。
時計に美しい輝きと風格を与える研磨処理
MR-Gは他の有名ブランドや舶来の時計と比べても遜色ないデザインで歪みがなく本当に美しい輝きを放っております。
元々チタン素材は地の金属の色が暗く輝きが出にくいのが特徴なのですが、MR-Gには
研磨技術の最高峰と言われるザラツ研磨と呼ばれる研磨技術によって磨かれています。
熟練の職人の卓越した技術により歪みのない美しい輝きを表面仕上が難しいチタンで実現しています。
通常磨きは面ごとに行うのですが、凹凸の多いG-SHOCKは磨きに非常に高度な技術を用します。
妥協を許さずじっくりと丁寧に磨き込むことで美しい質感を実現しています。
質感の高いフェイスデザイン
腕時計において最も大事なこと、それは
瞬時に時間が把握できるということ。
MR-Gの
太く力強い針、そして
立体的なインデックスは視認性も抜群でございます。
またダイヤルにおいても独自の微細加工技術を駆使した金型と新開発の薄膜めっき技術を用いて質感に優れたダイヤルを成形しています。
メタルバンドの随所にもこだわりが
こだわりぬいたチタンバンドはバンド駒を2体構造に細分化。
さらにそれぞれのパーツに職人が隅々まで磨きを入れています。
G-SHOCKとしては初となるこの構造は耐衝撃性を高めるために桟の太さを変えるなど改良を加えています。
落下時に駒同士がぶつかって傷つくことを防ぐ構造を採用。
寸法精度の高い駒を製作することで駒同士がしなやかに動き
上質な装着感を生みます。
また腕時計装着時のバンド外れを防ぐための工夫も。
ワンプッシュで着脱可能な三つ折式中留にロック機構を搭載。
装着時の不意なバンド外れを防止しするために
MR-Gのみに採用されている信頼性の高いバックルです!
最高峰のG-SHOCKにふさわしい先進のテクノロジー
MR-Gには最高峰のG-SHOCKにふさわしい先進の機能が惜しみなく搭載されています。
3つの時刻修正機能を駆使し常に正しい時間を刻んでくれます。
(シリーズにより時刻補正の方法が異なります)
まずは
標準電波受信、GPS電波受信の2つの電波受信機能ハイブリットしたモデル。
相互補完により受信確率を格段に向上させました。 またGPS電波受信の機能を実装させるのはかなり難しかったそうです。
フルメタルケースは電波を通し辛く、耐衝撃性を取り入れているMRGは受信効率が格段に悪かったそう。
そのため技術者によるシビアな調整を行い、MRGのケース専用に開発したGPSアンテナを採用しています。
元々標準電波受信とGPS受信機能にはそれぞれに弱点が有りました。
GPS衛星電波は世界中どこでも受信できますが標準電波受信は
世界6局(イギリス、ドイツ、アメリカ、中国、日本の2局)のみでしか受信ができません。 またGPS標準電波はコンクリートを通さないため屋内での電波受信ができませんが標準電波の場合、窓際や電波を受信しやすい環境でしたら受信が可能です。
それぞれの短所を補い合うことで正確な時刻表示を可能としました。
また新たな3つ目の時刻補正機能としてお時計とスマートフォンをリンクすることによる時刻修正方法が追加されました。
G-SHOCK専用のアプリをインストールしていただき、お持ちのお時計を登録いただきますとブルートゥースを利用することでスマートフォンの正確な時刻をお時計に反映できるようになりました。
面倒なボタン操作もなくスマートフォンからの操作で正しい時刻を表示できます! その他にも2つの時刻を同時に表示できるデュアルダイヤルワールドタイム機能、ソーラーの受光効率をアップした遮光分散型ソーラーパネル、そして暗所での視認性を格段に高めた高輝度LEDライト等最高峰MR-Gにふさわしい機能がMR-Gにはふんだんに搭載されています!!
最高峰G-SHOCKの製造現場はどんなところ?
ここまでMR-Gの魅力や歴史、こだわり抜かれた技術について見てきました。
ではいま現在最高峰のMR-Gはどのようなところでどんな人によって作られているいるのか。
ここを見ていきたいなと思います。
通常のG-SHOCKとは1線を画すシリーズ、MT-G、MR-G、そしてオシアナスはカシオウォッチのマザーファクトリー山形カシオのプレミアムプロダクションラインで
1本ずつ丁寧に生産されています。 「山形カシオ」とは 山形カシオは高度な開発・生産技術により、高品質なもの作りを実現するカシオのマザーファクトリーです。 国内唯一の製造拠点として、世界に4箇所ある全生産工場を統括する中枢的役割を果たし、先端の設備環境のもと、パーツの金型設計/製作、成形、資材調達から組み立て、仕上げに至るまで垂直統合型のもの作りで、カシオウォッチの生産を一貫して行う能力を有しています。 なかでも、時計の心臓部ともいえるムーブメントは、山形カシオのコアテクノロジーを結集して製造され「山形ジャパンムーブメント」として高機能モデルをはじめとするカシオのアナログモデムに搭載。 そのクォリティの高さをワールドワイドに発信しています。 また構内にはハイエンドモデルの製造や組み立てを行う生産ライン「プレミアムプロダクションライン」を併設。 技能認定作業メダリストが熟練の技を駆使し、細部までこだわり抜いた完成度の高い製品作りを行っています。 山形カシオで製作されたものにはメイド・イン・ジャパンの誇りがたくさん詰まっているのです。 腕時計大国スイスの時計産業と違い、国内ブランドの腕時計製造の特徴はその垂直統合型の構造にあります。
スイスでは針は針屋さん、文字盤は文字盤屋さん、そして組み立て屋さんとそれぞれの工程がどくりつした分業制が特徴です。
各工程を分担して行うことで産業を発展させてきました。
デザインからパーツの製造、組み立てまで自社で行うブランドはスイスでもごく少数です。
しかし、山形カシオのこだわりは
パーツの設計から、組み立て仕上げに至るまで全て一貫して行っているところです。
全てに目を行き届かせることで、独創的で高品質なものつくりを可能にしています!
また山形カシオでは人の手による作業を特に大事にしています。
この作業に携われるのも
技術者の中でもほんの一握り。 機械がikaに優れていてもその機会の操作や人による手作業、チェックを怠れば高品質なもの作りはできない。 の信念のもと山形カシオでは厳密に規定された認定制度を通して、確かなスキルをもった人材を育成しています
その中でも厳しい試験をパスした人だけがMR-G/MT-Gを作成しています。
ここまでの徹底した管理体制のもとで作成されているMR-G、まさに
ジャパンメイドの誇りがギュッと濃縮されていますね!!
歴代MR-G達を年表形式でご紹介
1996年 初代MR-G
MRG-100
G-SHOCK初となるフルメタル、革新的構造によってウレタンなしで耐衝撃性確保
2003年 初の電波ソーラー
MRG-2000DJ-8AJF
光による発電を可能にしたタフソーラー、標準電波を受信することで時刻の自動修正を行う電波受信機能を搭載。より複雑な電子部品を実装しながらも、耐衝撃性は確保している。
2006年 初の二重硬化処理モデル
MRG-7100BJ-1AJF
深層硬化処理+DLC処理を施すことで表面と表層の高度を向上させ耐摩耗性をアップ
2008年 初のタフムーブメント採用
MRG-8100B-1AJF
デジタルと比べ、より衝撃の影響を受けやすいアナログモジュールに、タフムーブメントを採用。針ズレに対する補正機能や、世界6局の電波受信に対応するマルチバンド6など、使用シーンを広げる機能進化が加わった。
2014年 初のGPSハイブリッド電波ソーラー
MRG-G1000B-1AJR
従来の標準電波に加えてGPS衛星電波の受信に対応し、世界中で正しい字奥を表示可能に。さらに、りゅうずガードなしで耐衝撃性を確保するクラッドガード構造など、新たに耐衝撃構造も採用。
2020年 赤備えをテーマにしたモデル
MRG-G1000B-1A4JR
古来より強さの象徴とされてきた「赤」を、ベゼルの色埋め部、都市コード、文字板の随所に配色。G-SHOCKのブランドカラーである黒と赤のイメージと重ねることで、時代を超えて生き続ける唯一無二の強さを表現。
コレは要チェック!現役販売スタッフオススメMR-Gはコレ!
【MR-G】G-SHOCKの最高峰!新商品 MRG-B5000 のご紹介!
本日(2022年3月1日)情報解禁となりました、
MRG-B5000のご紹介です!!!!
不変のカタチに、こだわりのクオリティを
1983年に誕生したG-SHOCKの初号機DW-5000C。
2018年にその耐衝撃構造をフルメタル外装で実現したGMW-B5000。
そして、新たな耐衝撃スクエアデザイン【MR-G】のデジタルスタンダードモデルが今年誕生しました。
GMW-B5000シリーズの新作ではなく、
MR-Gの新作なんです!
もうこれは、
ついにきたか!っていう感じではないでしょうか。
今回は2モデル発表されております!
こちらの2型になります。
え?と驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか・・・このお値段。
私たちスタッフも
最高峰のMR-Gだから、それ相応のお値段はするだろうな…と思っていましたが、正直金額を見たときは驚きました。笑
ただ、
もちろんこの金額にはちゃんとした理由があります! メーカーであるCASIOさんから商品の説明を聞いて納得しました。
今回はその魅力をお伝えしていきたいと思います!!
まず、
MR-Gとはもともと
G-SHOCKの中でも最高峰のシリーズとして展開されております。
最高峰の理由は究極のものつくりにあります。
素材やデザインへのこだわりはもちろん、パーツの製造から組み立てまで一貫して行う
「山形カシオ」でひとつひとつ丁寧に作られています。樹脂のモデルとは違うフルメタルに化するにあたり、耐衝撃構造が開発され、以降様々な技術革新によりMR-Gは進化を続けています。
他のシリーズとは一線を画す特別なシリーズです。
そのようなあくなきこだわりが生んだ
「極み」という進化が、今回のモデルを誕生させました。
本当に極めてます。CASIOさん、すごいです。
普段、新製品の開発をする際はデザイン部から開発部へ商品について打診がくるそうなのですが、今回の
MRG-B5000は開発部からデザイン部にこういう商品を作りたいと言う要望だったそうです。
1983年発売のオリジナルモデルDW-5000C「ORIGIN」を【極める】ということにチャレンジしたモデル。凹凸が激しく磨き上げることが難しい樹脂成形の形状を、ケース形状を変えずに今までは出来なかった磨き、そのために新たに開発した耐衝撃構造、新素材を採用し強度面でも美しさでも
「ORIGIN」の最高峰モデルとなります。
長年G-SHOCKの開発をしてきた方々の「チャレンジ」が生み出した、原点かつ新たな挑戦をしたチャレンジモデルです!!
まず、なんといっても、このベゼル部分
同じスクエアのフルメタルモデルのGMW-B5000は
ケースパーツとしては1個の部品なのですが、
MRG-B5000は、
この部分だけでなんと25個ものパーツを使用しています。
細分化して組み立てることで、今までは面を当てて研磨することが出来なかった溝や凹み、面取り部分などのあらゆる面へ美しい研磨をすることが出来たんです。
本当に細かい部分なのですが、そのようなこだわりが、全体の綺麗さ、上品さに繋がっています。
そして、美しさを追求し細分化した、ベゼルパーツでフルメタル耐衝撃構造を構成するために、
MRG-B5000のための専用構造として
マルチガードストラクチャーを開発しました。
初めは25個の部品が衝撃に耐えられずバラバラになっていたりしたそうです。
何度も改良を重ね、誕生したのがこの
マルチガードストラクチャー! これは、多パーツ化したベセルにT字バーを金属製の板バネで押し上げることで、トップベゼルがバンパー機能に!プラス、ファインレジンパーツやシリコン緩衝材とあわせて衝撃を緩和します。
ここの部分だけで25個もの部品と、その一つ一つに研磨を施して…と考えると、今まで以上に作業工程が増え、一つ作るのに相当な手間暇掛けていることが伺えます。
ただ、驚くのはまだ早いです…MR-Gの素材にはチタンが使われているのですが、
今回はなんと3つの素材をパーツごとに使い分けているんです。
●トップベゼル→コバリオン
純チタンの4倍の硬度と、プラチナと同等の輝きをもつと言われるコバルトクロム合金。 ベゼル部分は使っていて一番傷がつきやすいパーツになります。そこで硬度が高いコバリオンを使用しているのですが、高度が高い分、研磨作業が難しく、作業の過程で工具が壊れてしまうということもあるそうです。それでもカシオさんのこだわりで、しっかりと丁寧な研磨を行います。プラチナと同等と言われるだけあって、研磨したあとの輝きは素晴らしいものです。
●バンド→DAT55G
DAT55Gは前回の限定モデルに使用されて、今回定番モデルに採用されたのは初めてです。
こちらは純チタンの約3倍の硬度を持つチタン合金です。
バンド部分はこのビスの部分だけでなく、内部にコマ同士を繋いでいる小さなパーツがあります。このパーツは小さいため、硬度が高い素材だと加工が難しく、64チタンでも製造が難しいみたいなのですが、このDAT55Gは特殊な処理を行うことで、硬度が上がる…即ちその処理前は64チタンよりも柔らかいそうなんです。
その性質を利用してバンドに採用されました。
●ケース・裏蓋・ボタン→64チタン
純チタンの2倍の高度を持ち、最も普及しているチタン合金素材になります。
その分、加工技術も普及しているため、パーツの制作が行いやすく、細かな作業も可能にしています。
1つのモデルにこれだけ特性の違う素材が使われているなんて、驚きです。
MR-Gは以前からご紹介しておりますように、
二重硬化処理を行っていました。
これは純チタンに深層硬化処理をし、その上にDLCという表面処理を行っていました。
MRG-B5000は先程ご紹介したように素材自体が高い硬度を誇るため、深層硬化処理がいらず、直接素材の表面に
MRG-B5000BはDLC(ダイヤモンドライクカーボン)、
MRG-B5000DはTIC(チタンカーバイト)の処理をしています。
この表面処理ですが、実は表面の硬度は同じでも下地(素材)の違いによって傷の深さが変わります。
細かい小さいキズなどであれば、DLCやTICの表面の層の強さで変わってきますが、強い力が加わると表面の2、3μという薄い層だけでなく、その素材の硬度によって傷の深さに影響が出ます。そう…
MRG-B5000は、
より強いのです! また、Bluetooth搭載電波ソーラーとなっており、電池交換や時刻合わせの手間を軽減してくれます。
専用アプリケーションの変更も!
そして、
今回から専用アプリケーションが変わります。 CASIO WATCHES(カシオウォッチーズ)というカシオ製品共通アプリになります。基本的に時計に関する機能は従来と同じですが、自分のカシオの時計を登録したり、SNSのようにタイムラインで表示、またカシオの情報を見たりすることが出来ます。
MR-Gの場合だと、山形カシオで生産されている高額モデル専用生産ライン(PPL)の生産証明書も表示できるようになっているそうです。
より特別感を感じられますね!
(順次、CASIO WATCHESに切り替わる予定です)
たくさんのこだわりと魅力が詰まった
MRG-B5000は、要チェックです!
強さと華やかさを兼ね備える MRG-B2000B-1AJR
現行MR-Gの最新モデルがこちらの勝色シリーズ。
なかでもイチオシモデルはこちらのMRG-B2000B-1AJR。
チタン由来のマットなブラックに鮮やかな青がすごく映える1本なのですが、青好きの私にはめちゃくちゃツボです。
今までありそうでなかった色なのですが、コンセプトカラーの青は「勝色」と呼ばれるもの。
日本に古くからある濃い紺色のことで古来より武士たちに「勝つ色」として好まれ鎧や甲冑等によく使われるようになったそうです。
文字盤には伝統的な和柄の「鱗紋」を採用、またインデックスに上面を刀の反りをイメージした緩やかな曲面とすることで大胆さとシンプルさが見事に調和した完成度の高いデザインになっています。
現行MR-Gの中でも特に1オシのモデルなのですが、青といえば知的、爽やか等の印象が強い色なのですが昔の人は縁起のいい色としても使っていたんですね。
威厳のあるかっこいい仕上がりになっています!
G-SHOCK MR-G 勝色 MRG-B2000B-1AJR
日本生まれの新合金「コバリオン」を採用した黒備え MRG-G2000CB-1AR
どこまでも深く艷やかな漆黒の黒、こちらのモデルは「黒備え」をテーマとしています。
黒備えとは武具を黒で統一した部隊編成のこと。
独眼竜の異名で有名な伊達政宗が武具を黒で統一した部隊編成を採用していたとも言われています。
この漆黒のカラーを採用するために日本生まれの新素材「コバリオン」を採用しました。
コバリオンとはコバルトにクロムとモリブデンを配合した合金でして、東北大学の研究者たちの手によって完成しました。
ステンレスの2倍以上の硬度を持ちながらプラチナと同等の輝きを持つと呼ばれる素材です。
G-SHOCK=強さの象徴を無骨に表現した1本、めちゃくちゃカッコいいです。
どんなシーンでも使いやすいオールブラックは必見です。
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流行りの「ラグスポ」をG-SHOCKの世界観で楽しむ
MR-G、G2000シリーズでは初となるラバーストラップモデルが登場しました。
腕時計業界のトレンドでもある異素材のコラボレーションを取り入れつつもMR-Gのデザインと見事に融合した現代的なデザインとなっています。
ラバーストラップにはしなやかさと耐久性に優れる特性をもつ「フッ素ラバー」を採用。
ラバー表面にはあの上杉謙信も信仰していたとされる武神「毘沙門天」の甲冑にもちいられている亀甲模様をしらっています。
メリハリの効いたデザインにゴールドカラーのカラーのアクセント、日常生活の新たなラグジュアリーの選択肢としてこのモデルは大いに有りだと思います!
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そして、表面加工処理!
カシオ担当者に聞きました!MR-Gの魅力とは!?
さて、こんかいの徹底解説の記事を監修するにあたってカシオさんの担当者の方にも色々ご協力を頂きました。
せっかくなのでカシオさんにもMR-Gの魅力について聞いてみました!
販売店ではなくメーカーサイドはどのように思っているのか。
貴重な生の声をお伝えできたらなと思います。
今回は資料のご提供などご協力を頂きまして誠にありがとうございます。
自分自身新たな発見もありとても勉強になりました。
せっかくなので担当者さんがMR-Gについてどう思っているのかも聞いていいですか? いえいえ、こちらこそありがとうございました。どんな記事ができるのか楽しみにしています!
私が答えられる範囲でよろしければ、、、(笑) ありがとうございます!では早速、ぶっ込んだ質問をしちゃいますね。
ズバリ!カシオさんが思うMR-Gとは一体どのような時計なのでしょうか MR-Gとは、G-SHOCKの最高峰。この一言に尽きますね。
言葉だけだとふんわりとした表現になってしまうのですが
今できる最高のものをお届けしたい。そんな信念のもとでMR-Gは制作されています。
素材、質感、仕上げまでカシオの最高の技術を注ぎ込んでいます。
故にG-SHOCKの最高峰なわけです。
MR-Gに関しては是非店頭で見て触れて良さを体感いただきたいです。 なるほど、今できる最高のものを届けたい。開発当初からその思いは受け継がれているわけですね。
G-SHOCKなのになんでこんなに高いの!?という意見もたまにいただきますが実物を見て触っていただくとやはり皆様、なるほどね、、と唸られますね。是非一度腕に乗せていただきたいです。
2つ目の質問なのですが、MR-Gはよく戦国時代の武具やカラーをモチーフにしたモデルや限定モデルを発表していますよね。これは何かワケがあるのでしょうか? G-SHOCKの開発は落としても壊れない時計を作りたい!という思いからスタートしました。
そして今はタフで耐久性の強い時計ということで唯一無二のポジションを獲得しました。
G-SHOCK=強い。強さということで昔の戦国武将たちの強さの象徴でもある武具等とのコラボレーションがスタートしました。これはG-SHOCKにしかできないと思っています。
またMR-Gはメイド・イン・ジャパンの時計として作成をしております。
昔からの技術がしっかりと受け継がれていくようにという思い、その技術を世界中に伝えていくべく昔からの技術やカラーを随所に取り入れています。 ありがとうございます。MR-Gは本当に伝統技術と最新技術が見事に融合していると思います。
次はどんなモデルが出るんだろうかと個人的にも新製品にはいつも期待しています。
さて最後の質問なのですが、今後のMR-Gはどのようになっていくのでしょうか?
展望といいますか、、。 MR-Gをもっとたくさんの人に知っていただけるようにしていきたいと思っています!
既に舶来品の高級時計をお持ちの方にも是非知っていただきたいですね。
仕事用の時計としても勿論ですがアウトドアシーンなどを含めたオフの時計にもこだわった時計を選んで欲しい、そんな選択肢の1本にMR-Gが入るように今後も企画、マーケティングを進めていきます。
より強く、より美しいMR-Gを創造していきますので楽しみにしていて下さい。
Kさん、ありがとうございます!参考になりました。
今後もMT-Gバージョンやフロッグマンバージョン等もできたらいいですね!
アイアイイスズG-Time店とG-SHOCKの深い関わり
如何でしょうか。
G-SHOCKの最高峰モデル、MRGの魅力は存分に伝わりましたか?
開発秘話から完成に至るまで、そして現在と本当に多くの人々の信念のもとMRGは成り立っています。
全ては開発者の
「G-SHOCKをいつまでも好きでいて欲しい」という思いから始まりました。
お陰様でアイアイイスズG-Time店でも多くの方にMRGをご購入いただいております。
また弊社は全国に7店舗しかないG-SHOCKコンセプトショップの
「EDGE」店の第一号店です。
幅広い専門知識をもったスタッフがアナタのMR-G選びをお手伝い致します。
些細なことでも結構です、是非お問い合わせください!
通常G-SHOCKからMR-Gまで幅広いラインナップでG-SHOCKマン共々お待ちしています!!