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オーデマ ピゲ 世界初の体験型施設「AP LAB Tokyo」へ行ってきました!

先日、新宿にある「AP LAB Tokyo」へ行って来ました。

ここは期間限定で、APの誕生から製品の加工技術まで簡素化したのを、レクチャーしてくれる、“時計師への挑戦”をテーマに体験しながら学べるコンセプトストアになります。

予約が必須になりますので、下記のURLから予約してください。
https://www.asahi.com/ads/audemars/aplabtokyo/

私は伺った時に一緒にいた若い方は「オーデマ ピゲ」が何のブランドか知りませんでした。
全く知らない人でも、帰りには楽しかった!と帰っていきました。

初めに創業者の話から、誕生してから今までの月日など初歩的なお話があります。

マテリアル(素材)の話の中で何がどのように作られているのか説明を受けますが、私が全く知らない工具?もあり驚きました。

次は時計がどのようにして「針」が動くのか!ってお話です。
そもそも時計の動力源は何なのか? どうして針が動くのか?を模型を使って動かします。

たくさん歯車がありますが、それどれの力のバランスが非常に大事です。
そもそも1秒ってどうやって作るの?って疑問に思う人には嬉しい問題です!(笑)

セカンドフロアには大きな工具があり、この白衣を着て作業に取り掛かります。
オーデマピゲって背中に書かれていますね。。。

横にも「AP」って書かれています。。。

大きな機械を使って「ペルラージュ」を作っていく作業です。レバーを下ろすのには、そんなに力がいらないです。

ペルラージュは時計のムーブメントに施される装飾で、細かいラインで描かれた円や半円を何重にも重ねた模様が特徴です。
力の強弱で円の深さや大きさが変わってきます。
かぶせて「円」を描くのが意外と大変です。

 

次は「ヘアライン」の制作工程です。

真っ直ぐに引き下ろすのが難しいです。
見えにくいですが、完成品です。

なかなか真っ直ぐに引けないもんですね。。。



次もマシンを使って「フロステッド」を作ります。
下記に2本時計が並んでいると思いますが、こちらが「フロステッド」を採用している腕時計です。

エアーを使って1秒間に非常に多くのハンマーを打ちこみます。
記事の最後に動画を用意しております。そちらで実際の様子をご覧いただけます。(0:40あたりから)

難しいのは垂直に持ち、同じ高さを維持して打ち込んでいきますが、しっかり持っているつもりですが、真っ直ぐもてません。振動が大きくて、手が小刻みに動きます。

私が製作した「フロステッド」の仕上がりです。
製品と見比べあら全く違います。均一に同じ深さを維持するのが大変ですね。。。

講習は1時間から1時間半くらいを予定しております。

ラストにクイズが少しあり、正解したらステッカーをくれます。
ステッカーのデザインは、内緒。。

気になる人は是非体験しに行ってみてください。

「文章よりも動画派!」という方はこちらをご覧ください



AUDEMARS PIGUET / オーデマ ピゲ

「伝統と革新」を創りつづけるオーデマ ピゲはスイス・ジュウ渓谷のル・ブラッシュにて1875年に創業しました。その名は二人の時計師ジュール=ルイ・オーデマとエドワール・オーギュスト・ピゲに由来しています。世界初のミニッツリピーター腕時計や当時世界最薄の腕時計を発表するなど名声を博し、150年近くにわたり型破りなタイムピースを世に送り出し続けています。

この記事の監修者

伊勢田 役職: セールススタッフ

「伊勢田の扉」というブログを書いています。時計屋なのに時計のことは一切書かない珍しいタイプのブログです。旅や美味しい食べ物、映画やドラマ好きで、趣味のカメラを使って記録として残し、日々の出来事などを交えてブログに書いています。気になる人は訪問してみてください。

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