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Breguet / ブレゲ 「クラシックでありながら現代的」マリーン5517の魅力

マリーン

皆様こんにちは。

今回は時計好きなら誰しもが耳にしたことがあるブランド

ブレゲが誇るラグジュアリースポーツウオッチ、マリーンのご紹介です。



ブレゲといえば過去に実在し、「時計の歴史を200年早めた。」とも言われる天才時計師です。

トゥールビヨンやミニッツリピーター等をはじめとした複雑機構、ブレゲ針やブレゲ数字などのデザイン的な部分も含めて現代の腕時計に搭載されている機構の7割はブレゲが開発、考案したとも言われています。

ブレゲの歴史は1700年代にまで遡りますが、マリーンがブレゲ初のスポーツウオッチとして初めて登場したのは1990年代とブレゲの歴史においては割と最近。

その後2000年代には第2世代のマリーンが登場し、現代のマリーンは2018年に登場した第3世代にあたります。



ブレゲの長い歴史の中においてマリーンの登場は割と最近ですが、脈々と受け継がれるブレゲの真髄をマリーンはしっかりと受け継いでいます。

マリーンは名前の通り、デザインのソースなどは海に由来します。

多くのスポーツウオッチのデザインのソースは海に由来したものが多いですが、ブレゲはその長い歴史の中で海との関わりが密接に存在します。

1700年代後半にブレゲは高精度の海洋時計、マリンクロノメータを開発。

その功績がフランス国王に認められ、王国海軍時計師の称号を授かります。

ここよりスタートしたフランス海軍との関係性はブレゲ亡き後も続きます。

そして、この系譜を現代に受け継ぐ時計こそがマリーンなのです。


マリーン 5517
品番:5517BR/12/5ZU
価格 ¥4,345,000(税込)


































素材 18K ローズゴールド
ムーブメント 自動巻きキャリバー777A
シリコン素材のひげゼンマイ
振動数4Hz(毎時28,800振動)
パワーリザーブ 55時間
ケース径 40mm
ケース厚 11.50mm
防水 100m

では現代マリーンの魅力はどこにあるのか。

タイトルではクラシックでありながら現代的と表記していますが、一言で言うとこれに尽きるとおもいます。

クラシック要素としては、ローマ数字、ブレゲ針、ケースサイドのコインエッジ装飾、文字盤のギョシェ彫り等伝統的なデザインを随所に採用。

ただこれらのひとつひとつ全てが現代的にアップグレードされています。





ローマ数字は数字の線に蓄光塗料を施し、立体的なアプライドインデックスを採用することによって視認性を向上させるとともによりモダンな装いに。



ブレゲ針といえば針の先端を丸くくり抜いたデザインが特徴的ですが、5517では抜けた部分に蓄光塗料を施し全く新しいブレゲ針となりました。



また、最も特徴的なのが文字盤中央の波模様の装飾。
波模様の装飾

ギョシェ彫りと呼ばれる伝統的な装飾ですが、海と関わりのある波をモチーフにデザイン。

一見ランダムに見える模様は職人が手動機を使って一つ一つ丁寧に製作。

角度を変えてやると光の加減でキラキラと光様子はまるで本物の波そのもの。

動画を撮って見たのですが伝わりますか?





全く新しいデザインではありますが、蓋を開けてみれば様々な部分で伝統を垣間見ることができます。



ラグスポウォッチの定義としてはオンでもオフでも使いやすいとりまわしの良さがあげられますが、最新マリーンは新しいラグのデザインを採用。

ケースから突き出すフラットなセンターラグと船の航路標識から着想したというシリンダー状のバーは、一目でマリーンとわかる要素の一つですが、ベルトが腕に密着し快適なつけ心地を実現しています。

着画

内部の機械においてもシリコン製ヒゲゼンマイと脱進機を搭載。

現代社会において腕時計の大敵である磁気に対する対策も抜群。

ハイビートの安定した精度と55時間のパワーリザーブ、そして100mの防水性能とスペックの高さも申し分ありません。

裏蓋写真

第3世代マリーンはステンレススティールのラインナップがなく、チタン・金無垢素材でのご用意となりますが今回はローズゴールド素材のモデルをピックアップさせていただきました。

理由は、個人の主観ですが一番デザインとマッチしていると思ったからです。

もはや工芸品の域に近いとも思えますが、調べれば調べる程ブレゲという他のブランドとは一線を画し、とても奥が深いです。

まさしく一生物と呼ぶに相応しいブランドではないでしょうか。

是非ご検討ください。



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