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【ブライトリング】これを読めば分かる💡アベンジャーってどんな時計?

1884年に創業したブライトリングは、今年で140周年を迎えます。
そんなブライトリングが提案する究極のモダンパイロットウォッチである”アベンジャー”について今回はご紹介致します。

このブログでは
以上をご紹介していきます。
皆様の時計選びの参考になれば幸いです。
また、ブライトリングのアイコニックモデルである”ナビタイマー”についても↓こちらのブログにてご紹介しておりますので、是非合わせてご覧ください。

【ブライトリング】これを読めば分かる💡ナビタイマーってどんな時計?2024.3.30(Sat)

アベンジャー誕生まで

ブライトリングは現在、陸・海・空の3つの世界を中心に製品ポートフォリオを構成しています。
特に空のフィールドには、ブライトリングの象徴ともいえるモデルが数多く存在し、ブライトリングの歴史には、空のコレクションが密接に関わってきたと言えます。
その中でも1983年、イタリアのエアロアクロバットチーム「フレッチェ・トリコローリ」からの依頼で誕生したのが「クロノマット」でした。
クロノマットはコックピットでの使用に耐えうる頑丈さと、任務外でも着用できるエレガントさを兼ね備えたクロノグラフとして誕生。
現在でもブライトリングの代表的なタイムピースのひとつとして知られています。
そんなクロノマットを大胆に解釈し、2001年に発表されたのが今回の主役、「アベンジャー」なのです。
クロノマットと同様、ジェット機のパイロット向けに制作されたアベンジャーは、極めて過酷なコックピット環境に耐え、度重なるチャレンジにも帯同できるよう頑強に作られています。
このアベンジャーをデザインしたのはタグ・ホイヤーのS/elやカルティエのパンテール(発表当時はサントスD)を手掛けたエディ・ショッフェルです。
ブライトリングの特徴的な斜めのブレスレットをデザインしたのも彼で、そのショッフェルが初めてケースや文字盤などを含むすべてのデザインを手掛けたのが「アベンジャー」でした。

現在のアベンジャー

アベンジャーはブライトリングの中ではいわゆるミドルレンジと呼ばれる価格帯を取ります。
しかしケースの堅牢さや防水性能など、ハイエンドモデルに劣らないスペックを搭載していることが特徴です。
2009年以降はブライトリングで人気のデザインであるライダータブを装備するモデルに。ライダータブは、パイロットたちが手袋越しでも操作しやすいようにと導入されていましたが、接触や衝撃から風防を保護する役割も担っています。
2013年には、よりハイスペックかつダウンサイジングされた「アベンジャーⅡ」が発表されました。
更に2017年、現CEOのジョージ・カーンが就任すると、アベンジャーを含めた既存コレクションの整理が開始されます。
それまで空のコレクションだったクロノマットが、陸のコレクションに移行されたことで、空のフラッグシップはナビタイマーとアビエイター8の2つになりました。
ここにコルトとアベンジャーⅡが統合し、2019年には生まれ変わった新生アベンジャーが加わりました。

現在店頭に並んでいるモデル

ここからは実際にブライトリングブティック高松でお手に取ってご覧いただけるモデルについてご紹介いたします。
現行品のクロノグラフは44mm。
マニュファクチュール・キャリバーB01を搭載し、パワーリザーブは約70時間。
その他のアベンジャーシリーズに共通することですが、水深300mまで耐えることができるため、水中でも使用できます。
ブライトリング アベンジャークロノグラフ 2024年時点の現行モデル
次はアベンジャーGMTモデルです。
こちらも44mmとかなり存在感のあるケース。
日付表示窓も搭載されています。
ベゼルが両回転仕様になっており、より手軽に時間を計測することができます。
ブライトリング アベンジャーGMTモデル 2024年時点の現行モデル
続いて3針モデルです。
ケースは42mmと手元に収まりやすいサイズとなっております。
また、クロノグラフモデルにも採用されているグリーン文字盤もラインナップされています。
豊富なカラーバリエーションとそのシンプルなデザインから、様々なシーンでご利用いただける仕様といえるでしょう。
ブライトリング アベンジャー3針モデル 2024年時点の現行モデル
ナイトミッションはケースにセラミック、リューズやプッシュボタン、ケースバックやバックルにチタンを採用し、軽量さと堅牢さを併せ持ちます。
艶消し加工されたこれらの素材は、光の反射を防いで目立ちにくくするという意図があり、まさに「ナイトミッション」の名にふさわしい仕様です。
ブライトリング アベンジャーナイトミッション 2024年時点の現行モデル
現行モデルの最後はブルーインパルスです。
華麗なアクロバット飛行を披露し、大空に「夢・感動」を描く航空自衛隊のアクロバット専門チーム、ブルーインパルスに捧げる特別仕様の日本限定モデルです。
ダイヤルの3時位置に配されたブルーインパルスのエンブレムが圧倒的な存在感を放ちます。
ブライトリング アベンジャーブルーインパルス AB01471A1C1A1

現在店頭に並んでいる廃盤モデル

45mm仕様ではブレス、43mm仕様ではレザーストラップとなっています。
現在では珍しくなったウイングロゴが採用されており、店頭にあるアベンジャーの中でもノスタルジーな雰囲気を醸し出しています。
また、現行品にはない縦目の仕様であることも見逃してはいけません。
ブライトリング アベンジャークロノグラフ GMT 45mm 2024年時点の現行モデル
ブライトリング アベンジャークロノグラフ GMT 43mm 2024年時点の現行モデル
今回はブライトリングのモダンパイロットウォッチであるアベンジャーについてご紹介させていただきました。
今年で140周年を迎えるブライトリング。
記念モデルが既にいくつか発表されていますが、残念ながら新作アベンジャーに関する情報はまだ入っておりません。
今後の続報に期待したいと思います。

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この記事の監修者

片山 創一朗 役職: 販売スタッフ

沢山の時計やジュエリーに囲まれて、日々楽しくお仕事をさせて頂いております。すべてのお客様に、素敵な商品とラグジュアリーなお買い物の思い出をお届けできるようお手伝いさせていただきます。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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