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【Grand Seiko / グランドセイコー】2024年の最高傑作と言われた新たな「白樺」モデルが遂に発売! SLGW002 SLGW003

2024年8月9日(金)の今日、グランドセイコーは新たな歴史的モデルを遂に発売開始しました。今年のジュネーブで発表するやいなや、業界内から最大級の賛辞を贈られ興奮をもたらした新たな「白樺モデル」の登場です。

GRAND SEIKO / グランドセイコー Evolution 9 Collection 手巻メカニカルハイビート 36000 80 Hours SLGW002 限定モデル / 世界限定80本

GRAND SEIKO / グランドセイコー
Evolution 9 Collection 手巻メカニカルハイビート 36000 80 Hours 限定モデル SLGW002《世界限定80本》

価格:¥6,050,000(税込)

ムーブメント: 9SA4
駆動方式: メカニカル 手巻
最大巻上時約80時間持続
平均日差+5秒~-3秒
裏ぶた「LIMITED EDITION」表記
裏ぶたシリアルナンバー入り
ケース / 中留 18Kピンクゴールド
パワーリザーブ表示機能

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GRAND SEIKO / グランドセイコー<br>Evolution 9 Collection 手巻メカニカルハイビート 36000 80 Hours SLGW003

GRAND SEIKO / グランドセイコー Evolution 9 Collection 手巻メカニカルハイビート 36000 80 Hours SLGW003

価格:¥1,452,000(税込)

ムーブメント: 9SA4
駆動方式: メカニカル 手巻
最大巻上時約80時間持続
平均日差+5秒~-3秒
外装: ブリリアントハードチタン
耐メタルアレルギー
パワーリザーブ表示機能

商品詳細を見る

 

 

この日を迎えるまでに、何度このモデルを取り上げた記事を目にしてきたことでしょう。時計大国のスイスでさえ大きな見出しを付け連日取り上げられている新たな白樺モデル。ブランド創立から64年。かつては時計店でも端の方で飾られ長きに渡る冬の時代を過ごしてきたブランドは、今日本場のスイス時計と対等に渡り合えるまでの発展を遂げました。

 

今回のモデルを語るうえで外すことの出来ないモデルこそ、2019年に誕生した白樺モデル「SLGH005」と「SLGA009」。ジュネーブのウォッチグランプリを受賞し、メジャーリーグの大谷翔平選手が着用、さらにWBC優勝時のヌートバー選手にプレゼントするなど、話題にこと欠かさず一躍人気モデルとなりました。

 

常に在庫が品薄状態のこちらのモデルを求める人と比例するように"それ"を望む声は増えていきました。

 

"白樺の手巻き式モデルの誕生"

 

 時計に興味を抱いた方や好きな方が行き着く最終地点「手巻き式」。自動巻きより本体を薄く作ることが出来、故障のリスクも軽減。何より自分で時計に命を吹き込むあの動作こそ皆が"沼る"究極形だと言えます。

 そんな究極系を時計好き、ましてやグランドセイコーのファンが望まない訳がありません。メーカーにもその声は確実に届いていたと思います。ですがグランドセイコーは2019年の白樺モデル発売以降、実に5年間に渡って私達を裏切り続けてきました。ですがそれも今日でお終いです。

 新たに「バーチバーク」〜白樺の樹皮〜と名付けられた文字盤と共に、実に50年以上ぶりとなる新たな手巻きハイビートムーブメント「9SA4」の搭載モデル発売という最高の答えを今日グランドセイコーは私達に提示しました。

新たに考案された水平の白樺テクスチャーの文字盤。前作のSLGH005や009は白樺林の情景をモチーフとしましたが、今作はその一本一本の木における樹皮模様を文字盤にあしらっております。前回のような自然の雄大さよりも落ち着いた木の温もりを感じさせるデザインです。今作は18金のPGモデルとブリリアントハードチタンのケース素材を使った2モデルの展開となっており、ファセット型のインデックスは両作共にケースと同じ材質によって作られております。 

ケース径は38.6mm、厚さは9.95mmとなっており、10mm以下に抑え0.05刻みで表記をするところにGSのプライドを感じます。なお薄型の時計は他にも数多く存在するという声も聞こえてきそうですが、10振動のハイビートでありながら80時間のパワーリザーブ、40mm以下のパワーリザーブ表記ありの100万円台ということを予めご了承頂ければと思います。

新開発のCal.9SA4は、Cal.9SA5の自動巻きパーツを取り外したものと言われがちですが、半分正解で半分不正解といったところでしょうか。今回の新型ムーブメント開発の為、およそ40%のベースムーブメントが再設計、再構築されております。

パワーリザーブゼロの状態から竜頭を54回転させることで、およそ80時間分を巻き上げることができ、前作のCal.9SA5と比べると約15%の効率アップとなっております。なお従来のグランドセイコーの手巻き式にあったスリッピング機能は見直され、新たに巻き止まり機能とパワーリザーブのインジゲーターが搭載されました。開発の担当曰く、ケースの薄型化の為にスリッピング機能を外したとのことですが、代わりに配置されたインジゲーターは誠意の表れという感じでしょうか。

ムーブメントに見えるパワーリザーブインジゲーター

最近でこそインジゲーター搭載のモデルは珍しくないですが、そもそもの構造として香箱とダイレクトで部品が噛み合っているため、不具合を起こした場合に時計本体への影響が大きい点と、部品点数が増えることによる故障リスクの増加など実は非常に難しいディティールでございます。しかも主要パーツと違って運動量がそこまで多くない為、現代のようなマニュアル化・効率化されたアフターの現場では、オーバーホールの際にそこの注油を行わないことが非常に増えています。(物によってはインジゲーターの周りのパーツが全てカシメられており分解が出来ないブランドもあるとのこと)

気になってセイコーのアフター部門に電話で聞くと、GSのインジゲーターは全て周りのパーツを外して注油も行っていますとのこと。(セイコーさんありがとうございました)これらの部分を総合してみると如何に今回のCal.9SA4の開発に手間がかかっているか伝わるかと思います。

ムーブメントに見えるセキレイのモチーフ

手巻きファン必見の心地いい巻き上げ感も大きなポイントです。香箱真の逆回転を防止するために備えられた退却式のコハゼは岩手県の雫石にも現れる「セキレイ」をモチーフとしており、この小さなパーツが小気味良い音とカチカチ感を生み出しております。

 

本日より店頭に展示しておりますので是非店頭で実機をご覧下さい。きっと皆さんその素晴らしさに感動してもらえると思いますよ。

 

Evolution 9 Collection 手巻メカニカルハイビート 36000 80 Hours 限定モデル SLGW002《世界限定80本》

 

Evolution 9 Collection 手巻メカニカルハイビート 36000 80 Hours SLGW003

 

 

 

Grand Seiko / グランドセイコー

日本が世界に誇る、高級腕時計ブランド「グランドセイコー」。自然の持つ雄大な美しさや静かなる季節の移ろいからインスピレーションを受け、デザインされたその作品は国内のみならず世界中の多くのファンから愛され賞賛を浴びています。平面と直線を主体とした造形を施し光と陰の間に多様な表情を生み出す構造は「セイコースタイル」と呼ばれる独自のデザイン文法として親しまれています。「エレガンスコレクション」「ヘリテージコレクション」「スポーツコレクション」「エボリューション9コレクション」など、匠達によって日々多くの象徴的な作品が創り出されています。ムーブメントの開発から、製造、組立、調整、検査までをすべて自社で担う真のマニュファクチュールです。

 

この記事の監修者

山口 喬之(やまぐち たかゆき) 役職: セールススタッフ

大学時代に機械式時計の芸術性に心を打たれ、時計業界で働くことを決心。スタッフとしてだけでなく一時計ファンとしての対応を心がけている。

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