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[ SEIKO / セイコー ] 人気のキングセイコーに新デザインKS1969シリーズが追加

記事を御覧の皆様、こんにちは。

アイアイイスズG-Time店の本条でございます。

 

さて、キングセイコーがセイコーのラインナップに復刻して数年。

カラー、デザインのバリエーションも増えG-Time店でも多くの客様に好評を頂いています。

キングセイコーはセイコーウオッチサロンという特別なショップのみの展開ですので、人気モデルは欠品することも多く全国から問い合わせを頂いています。

そんな絶好調のキングセイコーから新モデル、KS1969シリーズが登場します。

 

 

見た目も特徴的なKS1969シリーズ。

現行キングセイコーは1965年に登場した2代目キングセイコー通称、「KSKデザイン」がデザインのモチーフになっていました。

新作は文字とおり、1969年のキングセイコーのアーカイブデザインをモチーフにしています。

時計業界において1969年といえば

  • 世界初の自動巻クロノグラフの開発
  • オメガ スピードマスターがアポロ11号とともに月へ

 

そして今や当たり前となったクォーツ式時計をセイコーが開発するなど

業界の歴史を覆す数々の偉業が打ち立てられたターニングポイントの年。

 

技術革新目覚ましく、人々が近未来への憧れを抱いていた時代。

特徴的なクッションケースは当時を知る人には懐かしく、知らない人にとっては

目新しさも感じるデザインですよね。

 

 

商品の特徴

 

まずはケースデザインから。

先ほども少し書きましたが、1969年当時のデザインをモチーフに現代に復刻。

レトロフュチャーな雰囲気とクラシックなスタイルが融合した唯一無二のデザインは抜群の存在感を放ちます。

同じくセイコーのプロスペックスのヘリテージデザインにも通ずるものがありますね。

 

 

丁寧に磨かれた歪みのない鏡面ケースが腕に華やかさをプラス。

曲面の広い面積を鏡面で仕上げることは技術的にもかなり高難易度。

どの角度から見てもとても美しい仕上がりになっています。

 

 

SDKA005 SDKA017
SDKA005 SDKA017
厚さ:10.7mm 厚さ:9.9mm
縦:45.8mm 縦:43.6mm
横:38.6mm 横:39.4mm

 

 

初めてKS1969を見たときに思ったことはケースのデザインの特徴は勿論ですが、腕に乗せたときの違和感の無さ、特にケースの薄さに関しては凄く驚きました。

思わず「うすっ!?」と声に出してしまうほどでした。

ケースとキャリバーの親和性も高く、同じく8Lキャリバー搭載のSDKA005と比較しても0.8mm薄くなっています。

 

 

数字で見るとそこまで変わらないように思いますが、ケースサイドが裏蓋に向かってシェイプしたような形状のためよりコンパクトで薄く感じます。

 

 

また裏蓋はスクリューバックですが肌当たりもよく、そこまで凹凸を感じない部分も影響しているかもしれません。

既存のKSKデザインは直線的なラグとエッジの効いた立体的なケースデザインが特徴的ですが、KS1969は薄型化かつ針もバトン型の針となっているため、よりドレッシーな仕上がりになっています。

SDKA005同様に針には3面カットが施されています。

針の形状の違いからまた違った印象になりますね。

 

 

KSKデザインの大きな特徴でもあった12時位置のライターカットのインデックスですが、新作では的に向かってまっすぐ飛んでいく矢の「矢羽根」をイメージした新デザインに変更されています。

未来向かって時を刻む、力強く前進する「キング」の姿を表現。

矢羽根形状のインデックスは製造の過程で一つづつ微細な加工をすることで形成しており、非常に手間がかかっているとのこと。

その他インデックス含めてかなり立体的な仕上がりとなっており、視認性も抜群に良いです。

 

多列のメタルバンドも1960年代のキングセイコーからヒントを得た新開発デザイン。

とても目の細かいバンドはしっかりと腕に馴染んでくれて装着感も抜群。

一コマ一コマの長さを短く設定することで手首に沿うようにデザインされています。

 

 

ラインナップ

 

KS1969初回はレギュラーモデル3型、限定モデル1型が登場します。

レギュラーモデルのカラーコンセプトは

「Tokyo Cityscape~東京の風景~」となっています。

1961年に東京亀戸で生まれたキングセイコー。生誕の地でもある東京の景観をそれぞれ文字盤に落とし込んでいます。

SDKA017
Metoropolis Silver

価格:¥396,000(税込)

メカニカル 自動巻(手巻つき)
キャリバー:6L35
防水性:5気圧防水
厚さ:9.9mm
横:39.4mm
縦:43.6mm

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まずは定番のシルバーダイアル。世界有数のビル群でもある東京の都市の景観を文字盤で表現。

型打ち模様をこのモデルのために新たに開発し、しっとりと上品な光沢感のある質感を作り出しました。

既存のキングセイコーのモデルにおいても人気のシルバーカラーはどんなシーンでも使いやすいカラー。

まずはチェックしていただきたい1本です。



SDKA019
Royal Purple

価格:¥396,000(税込)

メカニカル 自動巻(手巻つき)
キャリバー:6L35
防水性:5気圧防水
厚さ:9.9mm
横:39.4mm
縦:43.6mm

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パープルダイアルは東京で古くから愛されてきた伝統色「江戸紫」を表現。

紫は古代より高貴な格式高い色として尊ばれ、縁起のいい色としてのイメージも強いです。

江戸紫は江戸時代に武蔵野に広く自生していたムラサキ草の根を原料にして染め物を行っていたことが色名の由来とも言われています。

個人的には一番キレイだな。と注目していた色で、真っ先に東京スカイツリーのライトアップカラーを連想しました。

中々他のブランド含めて見ないカラーですので、個性を演出したい方にはピッタリのからーではないでしょうか。



SDKA021
Urban Green

価格:¥396,000(税込)

メカニカル 自動巻(手巻つき)
キャリバー:6L35
防水性:5気圧防水
厚さ:9.9mm
横:39.4mm
縦:43.6mm

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東京は都市部の中にも緑が残っているような自然との共存が見られる街でもあります。

そんな緑の景観をグラデーションのダイアルで表現。

近年の流行りのカラーでもあるグリーンですがKS1969にあわせると凄く新しい印象に様変わり。

よりクラシックさがますような見た目になっています。



SDKA023
Rising Dragon
セイコーブランド100周年記念限定モデル
世界限定700本(うち国内300本)

価格:¥396,000(税込)

メカニカル 自動巻(手巻つき)
キャリバー:6L35
防水性:5気圧防水
厚さ:9.9mm
横:39.4mm
縦:43.6mm
裏ぶた「LIMITED EDITION」表記
裏ぶたシリアルナンバー入り

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そして限定モデルが一型登場。

1924年に初めてSEIKOの名を冠した腕時計を発売し、2024年に誕生100周年を迎えるSEIKOブランド。

各モデルから記念限定モデルが登場する中でキングセイコーからも特別な限定モデルが登場します。

皆様とともに更に飛躍を続けていくことを願い、天高く飛翔する龍の姿をモチーフにしたとのこと。

ダイアル表面の凹凸は龍のウロコをイメージ。

2024年が辰年ということもあり、各ブランドから龍モチーフのモデルが登場しています。

文字盤にドラゴンがプリントされていたりと大胆なデザインが多い中で、龍らしさを鱗で表現する控えめさが国産ブランドらしくて好きです。

ダイアルカラーには生命の源であり、龍を象徴する「清流」をイメージしたクリアブルーを採用。

鱗文様は古来より「創造・再生・繁栄」等を意味する縁起のいい文様として親しまれてきました。

こちらのモデルだけ文字盤のSEIKOロゴが金色になっていたりと、非常に縁起も良い限定モデルとなっています。

 

 

如何でしょうか、新作KS1969シリーズ。

2024年になってからキングセイコーの問い合わせもグッと増え、店頭に指名で来られるお客様も多くなってきた印象です。

正直、この価格帯でこのクォリティの高さは非の打ち所がないのではないか。と思っています。

舶来ブランドの値上げラッシュが続く中で、様々な新しい試みが施されたKS1969は¥40万を切る価格帯です。

勿論決して安いわけではございませんが、既存の8L搭載モデルより価格が抑えられています。

日常使いに最適な薄型ドレスウオッチを目指すセイコーの企業努力の賜物ではないでしょうか。

 

懐かしくも新しいKS1969デザイン。

選択肢も増えてかなりラインナップに厚みも増しました。

キングセイコーを比較、検討されているお客様は既に数本お時計を所持されている方が多いです。

既に舶来ブランドの時計を持っているが、国産で良いものを。と検討されている方が多いように思います。

 

まずは実際に店頭で見て着用をしてみてください。

きっと良さを体感して貰えるのではないでしょうか。

お問い合わせ等、気軽にご連絡くださいませ。

 

 

 

KING SEIKO / キングセイコー

時代を超えて評価される2代目“KSK”からインスパイアされ、現代のデザインに落とし込んだキングセイコー。 国産高級腕時計としての新たな在り方を示し、時代をリードしたレガシーを持つキングセイコーは、実用性と美しいデザインの両立を実現しました。 大胆な多面カットが施されたケースは鏡面仕上げとヘアライン仕上げを組み合わせることで、シャープな質感を表現しています。"KSK"から受け継ぐインデックスやエンブレムのデザインで際立つキングセイコーならではの個性は唯一無二です。

この記事の監修者

本条 弘匡 (ホンジョウ ヒロマサ) 資格: CWCウォッチコーディネーター 資格認定者

G-Time店で販売スタッフをしております。即レスがモットーでお問い合わせにもなるべく早く返答することを心がけています。何か気になる点がございましたら是非仰ってください。
G-Time店ではアウトドアに活躍する時計も豊富に取り揃えています。ご気軽にお越しくださいませ。

担当ブランド:GARMIN(ガーミン) SEIKO(セイコー) CITIZEN(シチズン) EDOX(エドックス)

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