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【IWC】ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44

ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44
IW503701

¥6,930,000 (税込)

 

IWCで時計技師のリーダーを務めていたクルト・クラウスが1980年代に開発した伝説的な複雑機構「パーペチュアル (永久) カレンダー」。2003年に初めて「ポルトギーゼ」に搭載されて以来、これまでコレクションの中心的タイムピースとなっています。そして2024年「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」がさらに磨き抜かれ、その完成度を高め登場いたしました。

 

 

直径44.4mm、厚さ14.9mmのケースは、従来のレッドゴールドより極めて硬く、さらに耐摩耗性に優れた革新的な素材18ct Armor Gold (アーマーゴールド)製になりました。二重ボックスガラスを採用したこの改良型ケース構造は、時計全体の厚みは前モデルと変わらないもののケースの中心部は薄型化されています。

これによりケース、文字盤の仕上げとグラフィックの洗練度が増し、重厚な中にも軽やかでエレガントなスタイルの強化を実現しています。12時位置のダブル・ムーンフェイズに始まり、3時位置にはパワーリザーブと日付。6時位置では月を。そして9時位置はスモールセコンドと曜日を表示しています。非常に情報量の多い時計ですがすべてが見易く纏まった秀逸なデザインです。

 

 

航海用計器にインスピレーションを得ているこの時計は、コレクションのシグネチャーでもある北半球と南半球の月の姿を表示するダブル・ムーンフェイズを搭載しています。緻密に計算された減速車により、正確な月の回転周期との誤差のためにムーンフェイズ表示の調整が必要となるのは577.5年に1度!僅か1日分だけです。(以前のバージョンでは122年に1度でしたので大きく伸長しました) 
さらに、9時位置と3時位置の半球インジケータで各半球の次の満月までの日数を表示します。下の画像の例ではおよそ8日となります。

 

 

裏蓋のボックスガラスも開口部が広くなり、ムーブメントがより一層鑑賞しやすくなりました。IWC自社製キャリバー52616を搭載。パーペチュアル・カレンダーの時計を選ぶ際には大きなポイントとなるパワーリザーブは実に余裕の7日間。

 

 

そして、やはりこの時計の最大の魅力とも言えるのは、この複雑な機構のすべてをリューズ一つで設定、操作出来る!ということに尽きると思います。カレンダーのすべてが連動しておりますので独立した調整は一切不要、リューズを回し進めるだけの簡単操作で扱えてしまいます。
超複雑時計でありながら、安心して使える時計だと思います。

 

 

IWC / アイ・ダブリュ・シー

1868年、シャフハウゼンにインターナショナル・ウォッチ・カンパニーを設立しました。スイスの優れた職人技と、アメリカの先端技術を融合する事で、徹底したクラフツマンシップという製品哲学が生まれ、今もなおIWCのモットーとして生き続けています。

この記事の監修者

蓮沢 役職: セールススタッフ

一目惚れや出会いのタイミングなども大切ですが、何度も見てふれていくうちにその時計の真の魅力に気付く事もあります。お客様にもそういった体験をして頂きたいので、是非お気軽に何度でもご来店ください。心から満足のいく時計選びをお手伝いいたします。

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