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【パルミジャーニ・フルリエ】スイス本国で見た時計製作 ③

前回までのコラムはグループ企業「パルミジャーニ・ウォッチメイキング・センター」5社の紹介でした。ネジからケースまで、殆どの部品をグループ内で生産。所謂、垂直統合を実現しています。

最後のコラムは修復部門とエナメルダイヤル製作の紹介です。

*企業内部は撮影禁止のためメーカー提供の画像を一部使用しています。

 

 

 

レストレーション

本社向かいにある修復工房

 

時計職人以上に様々な知識や経験が必要な修復師

 

見学中にパルミジャーニ・フルリエ氏が来られたので記念撮影

 

パルミジャーニ・フルリエ氏は、修復師からブランドを立ち上げていますので、修復部門が存在します。主にサンド・ファミリー財団が所有しているオートマタや懐中時計を修復しているようです。

 

 

 

エナメルダイヤル

 

ヴァネッサ・レッチさん

 

塊を砕いて粉状にしています

 

均一に塗るのは難しい

 

完成

 

エナメルダイヤルを製作されているヴァネッサ・レッチさん。マンションの一室で作業しており、パルミジャーニ・フルリエ以外も請け負っておられます。無謀にも私もチャレンジしてみましたが、上手くいくわけがありません。

 

 

 

パルミジャーニ・フルリエおすすめモデル

 

トンダ PF マイクロローター
PFC914-2020002-200182

 

 

ケースやブレスレット、ダイヤルまでもプラチナ製のトンダ PF

マイクロローター。フィット感を守りながら重量感に溢れたモデルです。ケース厚や防水性能はステンレススティールモデルと同じで、オーバースペックかと思いますが、グイドCEOのこだわりなんでしょうね。

 

 

 

 

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PARMIGIANI FLEURIER / パルミジャーニ・フルリエ

パルミジャーニ・フルリエは、1996年にスイスで創業された高級時計メゾンです。創業者のミシェル・パルミジャーニは、時計修復の名匠として著名であり、その経験と知識をもとに、独自のムーブメントやケースを開発しています。パルミジャーニ・フルリエの特徴は、黄金比に基づいた美しいプロポーションや、ゴドロン装飾やローレット加工などの細部にまでこだわったデザインです。代表モデルのトンダコレクションを中心に、パルミジャーニ・フルリエは、修復という芸術を核としたコンテンポラリーな時計のメゾンです。

この記事の監修者

新田 役職: セールススタッフ

二十代は東京で某百貨店の時計売場に勤務。地元に戻り当時珍しかったブライトリング正規販売店のアイアイイスズに惚れ込み入社。以来、数多くの時計を見ております。時計選びに迷ったらお声掛けください!

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